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セッションのプロパティ - OLE DB Driver for SQL Server

対象者:SQL ServerAzure SQL DatabaseAzure SQL Managed InstanceAzure Synapse Analyticsアナリティクスプラットフォームシステム(PDW)Microsoft FabricにおけるSQLデータベース

OLE DB ドライバーのダウンロード

OLE DB Driver for SQL Server では OLE DB セッション プロパティが次のように解釈されます。

プロパティ ID 説明
DBPROP_SESS_AUTOCOMMITISOLEVELS OLE DB Driver for SQL Server では、カオス レベル DBPROPVAL_TI_CHAOS を除くすべての自動コミット トランザクション分離レベルがサポートされます。

プロバイダー固有のプロパティ セット DBPROPSET_SQLSERVERSESSION には、OLE DB Driver for SQL Server によって、次の追加のセッション プロパティが定義されます。

プロパティ ID 説明
SSPROP_QUOTEDCATALOGNAMES 型 : VT_BOOL

R/W:読み取り/書き込み

既定値 : VARIANT_FALSE

説明 : CATALOG 制約で、引用符で囲まれた識別子を許可するかどうかを指定します。

VARIANT_TRUE: 分散クエリをサポートするスキーマ行セットのカタログ制約で、引用符で囲まれた識別子が認識されます。

VARIANT_FALSE: 分散クエリをサポートするスキーマ行セットのカタログ制約で、引用符で囲まれた識別子が認識されません。

分散クエリをサポートするスキーマ行セットの詳細については、「スキーマ行セットでの分散クエリのサポート」を参照してください。
SSPROP_ALLOWNATIVEVARIANT 型 : VT_BOOL

R/W:読み取り/書き込み

既定値 : VARIANT_FALSE

説明 : データを DBTYPE_VARIANT と DBTYPE_SQLVARIANT のどちらとしてフェッチするかを決定します。

VARIANT_TRUE: 列の型は DBTYPE_SQLVARIANT として返され、バッファーには SSVARIANT 構造体が保持されます。

VARIANT_FALSE: 列の型は DBTYPE_VARIANT として返され、バッファーには VARIANT 構造体が保持されます。
SSPROP_ASYNCH_BULKCOPY 非同期モードを使用するには、プロバイダー固有のセッション プロパティ SSPROP_ASYNCH_BULKCOPY を VARIANT_TRUE に設定してから、BCPExec メソッドを呼び出します。 このプロパティは、DBPROPSET_SQLSERVERSESSION プロパティ セットに含まれています。

参照

データ ソース オブジェクト (OLE DB)