SMO 接続マネージャー
適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム
SMO 接続マネージャーを使用すると、パッケージは、SQL 管理オブジェクト (SMO) サーバーに接続できます。 SQL Server Integration Services に含まれる転送タスクでは、SMO 接続マネージャーが使用されます。 たとえば、 SQL Server ログインを転送するログイン転送タスクでは、SMO 接続マネージャーを使用します。
SMO 接続マネージャーをパッケージに追加すると、 Integration Services は、実行時に SMO 接続を解決する接続マネージャーを作成し、接続マネージャーのプロパティを設定し、接続マネージャーをパッケージの Connections コレクションに追加します。 接続マネージャーの ConnectionManagerType プロパティは、 SMOServerに設定されます。
SMO 接続マネージャーは、次の方法で構成できます。
SQL Server がインストールされているサーバーの名前を指定します。
サーバーに接続する認証モードを選択します。
SMO 接続マネージャーの構成
プロパティを設定するには SSIS デザイナーから行うか、またはプログラムによって設定します。
SSIS デザイナーで設定できるプロパティの詳細については、「 SMO 接続マネージャー エディター」を参照してください。
プログラムによる接続マネージャーの構成については、「 ConnectionManager 」と「 プログラムによる接続の追加に設定されます。
SMO 接続マネージャー エディター
[SMO 接続マネージャー エディター] を使用して、 SQL Server オブジェクトを転送するさまざまなタスクで使用される SQL Server 接続を構成します。
SMO 接続マネージャーの詳細については、「 SMO Connection Manager」を参照してください。
オプション
サーバー名
SQL Server インスタンスの名前を入力するか、サーバーを一覧から選択します。
[更新]
ネットワークで検出できる利用可能な SQL Server インスタンスの一覧を更新します。
[Windows 認証を使用する]
Windows 認証を使用して、選択されている SQL Server インスタンスに接続します。
[SQL Server 認証を使用する]
SQL Server 認証を使用して、選択されている SQL Server インスタンスに接続します。
ユーザー名
SQL Server 認証を選択している場合は、 SQL Server ユーザー名を入力します。
パスワード
SQL Server 認証を選択している場合は、パスワードを入力します。
[接続テスト]
構成されたとおりに接続をテストします。