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SQL Server Compact Edition 接続マネージャー

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム

SQL Server Compact 接続マネージャーを使用すると、パッケージは SQL Server Compact データベースに接続できます。 Microsoft SQL Server Integration Services に含まれる SQL Server Compact 変換先では、この接続マネージャーの使用により、データが SQL Server Compact データベース内のテーブルに読み込まれます。

注意

64 ビット コンピューターでは、 SQL Server Compact データ ソースに接続するパッケージを 32 ビット モードで実行する必要があります。 SQL Server が Integration Services Compact データ ソースへの接続に使用する SQL Server Compact Provider は、32 ビット版でのみ使用できます。 SQL Server Compact Edition 接続マネージャーは VS2022 以降はサポートされません。 詳細については、「Microsoft SQL Server Compact 4.0」を参照してください。

SQL Server Compact Edition 接続マネージャーの構成

SQL Server Compact 接続マネージャーをパッケージに追加すると、 Integration Services は、実行時に SQL Server Compact 接続を解決する接続マネージャーを作成し、接続マネージャーのプロパティを設定して、接続マネージャーをパッケージの 接続 コレクションに追加します。

接続マネージャーの ConnectionManagerType プロパティは、 SQLMOBILEに設定されます。

SQL Server Compact 接続マネージャーは、次の方法で構成できます。

  • SQL Server Compact データベースの場所を指定する接続文字列を指定します。

  • パスワードで保護されているデータベースのパスワードを指定します。

  • データベースが格納されるサーバーを指定します。

  • 接続マネージャーから作成される接続を、実行時に保持するかどうかを指定します。

プロパティを設定するには SSIS デザイナーから行うか、またはプログラムによって設定します。

プログラムによる接続マネージャーの構成については、「 ConnectionManager 」と「 プログラムによる接続の追加に設定されます。

[SQL Server Compact Edition 接続マネージャー エディター] ([接続] ページ)

[SQL Server Compact Edition 接続マネージャー エディター] ダイアログ ボックスでは、 SQL Server Compact データベースに接続するためのプロパティを指定できます。

SQL Server Compact Edition 接続マネージャーについて詳しくは、「 SQL Server Compact Edition 接続マネージャー」をご覧ください。

オプション

[データベースのファイル名とパスを入力]
SQL Server Compact データベースのパスとファイル名を入力します。

[参照]
SQL Server [SQL Server Compact Edition データベースの選択] ダイアログ ボックスを使用して、目的の Compact データベース ファイルを探します。

[データベースのパスワードを入力]
SQL Server Compact データベースのパスワードを入力します。

[SQL Server Compact Edition 接続マネージャー エディター] ([すべて] ページ)

[SQL Server Compact Edition 接続マネージャー エディター] ダイアログ ボックスでは、 SQL Server Compact データベースに接続するためのプロパティを指定できます。

SQL Server Compact Edition 接続マネージャーについて詳しくは、「 SQL Server Compact Edition 接続マネージャー」をご覧ください。

オプション

[AutoShrink Threshold]
SQL Server Compact データベース ファイルの空き容量 (%) がどの程度になったら自動圧縮プロセスを実行するかを指定します。

[Default Lock Escalation]
SQL Server Compact データベースが、ロックのエスカレートを試行する前に取得するデータベース ロックの数を指定します。

[Default Lock Timeout]
トランザクションがロックを待機する既定の間隔を、ミリ秒単位で指定します。

[Flush Interval]
トランザクションがコミットされてから、ディスクにフラッシュされるまでの間隔を秒単位で指定します。

[Locale Identifier]
SQL Server Compact データベースのロケール ID (LCID) を指定します。

[Max Buffer Size]
SQL Server Compact が、データをディスクにフラッシュするまでに使用する最大メモリ容量を KB 単位で指定します。

[Max Database Size]
SQL Server Compact データベースの最大サイズを MB 単位で指定します。

モード
SQL Server Compact データベースを開くファイル モードを指定します。 このプロパティの既定値は [Read Write]です。

[Mode] オプションには、次の表に示すように 4 つの値が用意されています。

説明
読み取り専用 データベースに対する読み取り専用アクセスを指定します。
[Read Write] データベースに対する読み取り/書き込み権限を指定します。
[排他] データベースに対する排他アクセスを指定します。
[Shared Read] 他のユーザーがデータベースからの読み取りを同時に行うことができることを指定します。

Persist Security Info
セキュリティ情報を接続文字列の一部として返すかどうかを指定します。 このオプションの既定値は [False] です。

[Temp File Directory]
SQL Server Compact 一時データベース ファイルの場所を指定します。

データ ソース
SQL Server Compact データベースの名前を指定します。

パスワード
SQL Server Compact データベースのパスワードを入力します。