Java 言語拡張とは

適用対象: SQL Server 2019 (15.x) 以降のバージョン

Java 言語拡張は、外部 Java コードの実行に使用される SQL Server の機能です。 機能拡張フレームワークを使用する外部 Java コードで、リレーショナル データを使用できます。 Java 言語拡張は、SQL Server 言語拡張の一部です。

既定の Java ランタイムは Zulu Open JRE です。 別の Java JRE または SDK を使用することもできます。

Java 言語拡張でできること

Java 言語拡張では、外部コードを実行するために拡張機能フレームワークが使用されます。 コードの実行はコア エンジン プロセスから分離されていますが、SQL Server のクエリ実行と完全に統合されています。 データのソースで Java コードを実行できるため、ネットワーク経由でデータをプルする必要はありません。

外部 Java 言語は CREATE EXTERNAL LANGUAGE で定義されます。 Java コードを実行するためのインターフェイスとして、システム ストアド プロシージャ sp_execute_external_script が使用されます。

Java 言語拡張の使用を開始する

  1. SQL Server の Java 言語拡張を Windows 上にインストールするか Linux 上にインストールします。

  2. 開発ツールを構成します。

  3. 最初の Java コードを記述します。

制限事項

入力および出力バッファーの値の数は、Java の配列に割り当てることができる要素の最大数であるため、MAX_INT (2^31-1) を超えることはできません。