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SQL-92 CAST 関数

SQL-92 で定義されている CAST 関数は、ODBC で定義されている CONVERT 関数と同じです。 同等の関数の構文は次のとおりです。

{ fn CONVERT (value-exp, data-type) } /* ODBC  
CAST (value-exp AS data-type) /* SQL92  

SQL-92 CAST 関数では、どのデータ型を他のデータ型に変換できるかが必須です。 (詳細については、SQL-92 の仕様を参照してください。 CAST 関数は、FIPS 遷移レベルでサポートされています。

アプリケーションは、 CAST 関数のサポートを次のように決定できます。

  1. SQL_SQL_CONFORMANCE情報の種類を使用して SQLGetInfo を呼び出します。 情報型の戻り値がSQL_SC_FIPS127_2_TRANSITIONAL、SQL_SC_SQL92_INTERMEDIATE、またはSQL_SC_SQL92_FULLの場合は、 CAST 関数がサポートされます。

  2. SQL_SQL_CONFORMANCE情報型の戻り値が SQL_SC_ENTRY_LEVEL または 0 の場合は、SQL_SQL92_VALUE_EXPRESSIONS情報型を使用して SQLGetInfo を呼び出します。 SQL_SVE_CAST ビットが設定されている場合は、 CAST 関数がサポートされます。