カーソルを閉じる

アプリケーションがカーソルの使用を完了すると、SQLCloseCursor を呼び出してカーソルを閉じます。 次に例を示します。

SQLCloseCursor(hstmt);  

アプリケーションがカーソルを閉じるまで、カーソルを開くステートメントを他のほとんどの操作 (別の SQL ステートメントの実行など) に使用することはできません。 カーソルを開いている間に呼び出すことができる関数の完全な一覧については、「付録 B: ODBC 状態遷移テーブル」を参照してください。

Note

カーソルを閉じるには、アプリケーションは SQLCancel ではなく SQLCloseCursor を呼び出す必要があります。

トランザクションがコミットまたはロールバックされた場合を除き、カーソルは明示的に閉じられるまで開いたままです。その場合、一部のデータ ソースはカーソルを閉じます。 特に、SQLFetch がSQL_NO_DATAを返したときに結果セットの末尾に達しても、カーソルは閉じません。 空の結果セット (ステートメントが正常に実行され、行が返されない場合に作成された結果セット) 上のカーソルも、明示的に閉じる必要があります。