記述子

記述子ハンドルは、列または動的パラメーターに関する情報を保持するデータ構造を指します。

列データとパラメーター データを操作する ODBC 関数は、記述子フィールドを暗黙的に設定および取得します。 たとえば、SQLBindCol を呼び出して列データをバインドすると、バインディングを完全に記述する記述子フィールドが設定されます。 列データを記述するために SQLColAttribute が呼び出されると、記述子フィールドに格納されているデータが返されます。

ODBC 関数を呼び出すアプリケーションは、記述子に関係する必要はありません。 データベース操作では、アプリケーションが記述子に直接アクセスする必要はありません。 ただし、一部のアプリケーションでは、記述子に直接アクセスすると、多くの操作が効率化されます。 たとえば、記述子に直接アクセスすると、列データを再バインドする方法が提供されます。これは、SQLBindCol を再度呼び出すよりも効率的な場合があります。

Note

記述子の物理的な表現は定義されていません。 アプリケーションは、記述子ハンドルを使用して ODBC 関数を呼び出してフィールドを操作することによってのみ、記述子に直接アクセスできます。

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