データベース メールを使用するように SQL Server エージェント メールを構成する
適用対象: SQL Server
この記事では、SQL Server Management Studio を使用して SQL Server で通知とアラートを送信するためにデータベース メールを使用するように SQL Server エージェントを構成する方法について説明します。
- データベース メール機能を有効にして構成する方法の詳細については、「 データベース メールの構成」を参照してください。
- Transact-SQL の使用例については、「データベース メール プロファイルの作成」をご覧ください。
- Azure SQL Managed Instance で SQL エージェント ジョブを使用して電子メールを送信するには、SQL Server エージェントで使用できるデータベース メール プロファイルは 1 つだけであり、
AzureManagedInstance_dbmail_profile
と呼ばれる必要があります。 詳細およびサンプル スクリプトについては、Azure SQL Managed Instance の SQL Agent ジョブの通知に関するページを参照してください。
前提条件
使用するエージェント サービス アカウントの データベース メール アカウントを作成 します。
SQL Server エージェント サービス アカウントで使用するデータベース メール プロファイルを作成し、ユーザーを
msdb
データベース内のDatabaseMailUserRole データベースロールに追加します。 手順については、「ユーザーにメール送信が正しく設定されているか」を参照ください。作成したプロファイルを
msdb
データベースの既定のプロファイルに設定します。
セキュリティ
アクセス許可
プロファイル アカウントを作成し、ストアド プロシージャを実行するユーザーは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーである必要があります。
SQL Server Management Studio を使用します。
次の手順は、Azure SQL Managed Instance では必要ありません。これは AzureManagedInstance_dbmail_profile
というプロファイルを検索するように既に構成されています。 詳細およびサンプル スクリプトについては、Azure SQL Managed Instance の SQL Agent ジョブの通知に関するページを参照してください。
SQL Server でデータベース メールを使用するように SQL Server エージェントを構成するには
オブジェクト エクスプローラーで、SQL Server インスタンスを展開します。
[SQL Server エージェント] を右クリックし、 [プロパティ] を選択します。
[アラート システム] を選択します。
[メール プロファイルを有効にする]チェック ボックスをオンにします。
[メール システム] ボックスの一覧で、 [データベース メール]を選択します。
[メール プロファイル]ボックスの一覧で、データベース メールのメール プロファイルを選択します。
SQL Server エージェントを再起動します。
フォロー アップ タスク
警告および通知を送信できるようにエージェントを構成するには、次のタスクが必要となります。
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特定のデータベース イベントまたはオペレーティング システムの状態がオペレーターに通知されるように、警告を構成できます。
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オペレーターとは、電子通知を受け取ることのできる人またはグループの別名です。