次の方法で共有


XPath クエリ内での XPath 変数の指定 (SQLXML 4.0)

適用対象: SQL Server Azure SQL Database

次の例では、XPath クエリに XPath 変数を指定する方法を示します。 これらの例では、SampleSchema1.xml に格納されているマッピング スキーマに対して XPath クエリを指定しています。 このサンプル スキーマの詳細については、「 サンプル XPath Examples (SQLXML 4.0)の注釈付き XSD スキーマを参照してください。

A. XPath 変数を使用する

サンプル テンプレートは、2 つの XPath クエリで構成されており、 各 XPath クエリは 1 つのパラメーターをとります。 テンプレートでは、これらのパラメーターの既定値も指定しています。 パラメーター値が指定されない場合は、既定値が使用されます。 既定値を持つ 2 つのパラメーターは、 <sql:header> で指定されます。

<ROOT xmlns:sql="urn:schemas-microsoft-com:xml-sql">  
  <sql:header>  
     <sql:param name='CustomerID'>1</sql:param>  
     <sql:param name='ContactID'>1</sql:param>   
  </sql:header>  
  <sql:xpath-query mapping-schema="SampleSchema1.xml">  
    Customer[@CustomerID=$CustomerID]   
  </sql:xpath-query >  
  <sql:xpath-query mapping-schema="SampleSchema1.xml">  
   Contact[@ContactID=$ContactID]   
  </sql:xpath-query>  
</ROOT>  
マッピング スキーマに対して XPath クエリをテストするには
  1. サンプル スキーマ コードをコピーしテキスト ファイルに貼り付けます。 SampleSchema1.xml として保存します。

  2. 次のテンプレート (XPathVariables.xml) を作成し、SampleSchema1.xml を保存したディレクトリに保存します。

    <ROOT xmlns:sql="urn:schemas-microsoft-com:xml-sql">  
      <sql:header>  
         <sql:param name='CustomerID'>1</sql:param>  
         <sql:param name='ContactID'>1</sql:param>   
      </sql:header>  
      <sql:xpath-query mapping-schema="SampleSchema1.xml">  
        Customer[@CustomerID=$CustomerID]   
      </sql:xpath-query >  
      <sql:xpath-query mapping-schema="SampleSchema1.xml">  
       Contact[@ContactID=$ContactID]   
      </sql:xpath-query>  
    </ROOT>  
    

    マッピング スキーマ (SampleSchema1.xml) に指定するディレクトリ パスは、テンプレートを保存するディレクトリの相対パスです。 次のように、絶対パスを指定することもできます。

    mapping-schema="C:\MyDir\SampleSchema1.xml"  
    
  3. SQLXML 4.0 テスト スクリプト (sqlxml4test.vbs) を作成し、それを使用してテンプレートを実行します。 詳細については、「ADO を使用した SQLXML 4.0 クエリの実行」を参照してください。

Note

この例では、パラメーターは渡されていません。 このため、パラメーターの既定値が使用されます。