適用対象:SQL Server
Azure SQL Database
Azure SQL Managed Instance
sys.fn_MSxe_read_event_stream
は、QueryableXEventData .NET クラスによって内部で使用されるバイナリ データを返します。 SQL Server Management Studio (SSMS) の拡張イベント UI では、このクラスを使用してイベント セッション データを読み取ります。
人間が判読できるイベント データを表示するには、 sys.fn_MSxe_read_event_stream を直接呼び出す代わりに、次のいずれかを使用します。
- SSMS の拡張イベント UI。
- テーブル 値関数sys.fn_xe_file_target_read_fileします。
構文
sys.fn_MSxe_read_event_stream ( source , source_option )
引数
ソース
関数によって返されるイベント データの特定のソース。 Source は nvarchar(260) で、既定値はありません。
ソース は、 source_optionの値によって解釈が異なります。
| source_option | ソースの解釈 |
|---|---|
0 |
ソース は、開始されたイベント セッションの名前です。 |
1 |
ソース は、読み取るイベント セッション ログ ファイルへのパスです。 ローカル ファイル システムのファイルと共に使用する場合、 ソース にはイベント セッション ログ ファイルの名前を含める必要があり、ワイルドカードとして * を含めることができます。Azure Storage コンテナー内の BLOB と共に使用する場合、 ソース は 2 つの部分を連結して構築された HTTP URL です。 1. Azure Storage ストレージ コンテナーへのパス。その後にスラッシュ ( /)。2. 読み取る必要があるコンテナー内の BLOB の名前の共通プレフィックス。 たとえば、ソースとして https://<storage-account-name>.blob.core.windows.net/container-name>/xe_session を使用すると、拡張子を含む BLOB 名の残りの部分に関係なく、xe_sessionで始まる名前を持つすべての BLOB からデータが取得されます。 ワイルドカードを指定できません。 Azure Storage コンテナーへのアクセスを許可する資格情報が存在する必要があります。 |
source_option
イベント データ ソースの種類を決定するオプション。 使用可能な値は次のとおりです。
| 価値 | 説明 |
|---|---|
0 |
開始されたイベント セッションの event_stream ターゲットからイベント データを返します。 関数は無期限に実行され、セッションによって生成される新しいイベント データが返されます。 |
1 |
ソースによって指定された拡張イベント ログ ファイルからイベント データを返 します。 |
返されるテーブル
| 列名 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
| 型 | int | イベントの種類。 null 許容ではありません。 |
| データ | image | バイナリ イベント データ。 NULL 値が許可されます。 |