sp_add_notification (Transact-SQL)
適用対象: SQL サーバー
アラートの通知を設定します。
構文
sp_add_notification [ @alert_name = ] 'alert' ,
[ @operator_name = ] 'operator' ,
[ @notification_method = ] notification_method
[ ; ]
引数
[ @alert_name = ] 'alert'
この通知で示される警告を指定します。 @alert_name は sysname で、既定値はありません。
[ @operator_name = ] 'operator'
アラートが発生したときに通知を受け取るオペレーター。 @operator_name は sysname で、既定値はありません。
[ @notification_method = ] notification_method
オペレーターに通知するメソッド。 @notification_method は tinyint で、既定値はありません。 @notification_method 、これらの値の 1 つ以上を OR
論理演算子と組み合わせることができます。
Value | 説明 |
---|---|
1 |
電子メール |
2 |
ポケットベル |
4 |
net send |
リターン コードの値
0
(成功) または 1
(失敗)。
結果セット
ありません。
解説
sp_add_notification
は、 msdb
データベースから実行する必要があります。
SQL Server Management Studio では、簡単かつグラフィカルに警告システム全体を管理できます。 警告システムを構成するときには、 Management Studio を使用することをお勧めします。
警告に対応して通知を送るには、 SQL Server エージェントがメールを送れるようにあらかじめ構成しておく必要があります。
電子メールのメッセージやポケットベルによる通知に失敗した場合は、 SQL Server エージェント サービス エラー ログに失敗がレポートされます。
アクセス許可
このストアド プロシージャは、 db_owner ロールによって所有されています。 EXECUTE
アクセス許可は任意のユーザーに付与できますが、SQL Server のアップグレード中にこれらのアクセス許可がオーバーライドされる可能性があります。
例
次の例では、指定された警告 (Test Alert
) に対応する電子メールでの通知を追加します。
Note
この例では、 Test Alert
が既に存在し、 François Ajenstat
が有効な演算子名であることを前提としています。
USE msdb;
GO
EXEC dbo.sp_add_notification
@alert_name = N'Test Alert',
@operator_name = N'François Ajenstat',
@notification_method = 1;
GO