次の方法で共有


sp_helpdistributiondb (Transact-SQL)

適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance

指定したディストリビューション データベースのプロパティを返します。 このストアド プロシージャは、ディストリビューション データベースのディストリビューターで実行されます。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_helpdistributiondb [ [ @database = ] N'database' ]
[ ; ]

引数

[ @database = ] N'database'

プロパティが返されるデータベース名。 @databasesysname であり、ディストリビューターに関連付けられているすべてのデータベースの既定値は % で、ユーザーにはアクセス許可が与えられます。

結果セット

列名 データ型 説明
name sysname ディストリビューション データベースの名前。
min_distretention int トランザクションが削除されるまでの最小保有期間 (時間単位)。
max_distretention int トランザクションが削除されるまでの最大保有期間 (時間単位)。
history retention int 履歴を保持する時間数。
history_cleanup_agent sysname 履歴クリーンアップ エージェントの名前。
distribution_cleanup_agent sysname ディストリビューション クリーンアップ エージェントの名前。
status int 内部のみで使用します。
data_folder nvarchar (255) データベース ファイルを格納するときに使用するディレクトリの名前。
data_file nvarchar (255) データベース ファイルの名前。
data_file_size int データ ファイルの初期サイズ (MB 単位)。
log_folder nvarchar (255) データベース ログ ファイルを格納するディレクトリの名前。
log_file nvarchar (255) ログ ファイルの名前。
log_file_size int 初期ログ ファイルのサイズ (メガバイト単位)。

リターン コードの値

0 (成功) または 1 (失敗)。

解説

sp_helpdistributiondb は、すべての種類のレプリケーションで使用されます。

アクセス許可

ディストリビューション データベースの db_owner 固定データベース ロールまたは replmonitor ロールのメンバーと、ディストリビューション データベースを使用してパブリケーションのパブリケーション アクセス リスト内のユーザーは、 sp_helpdistributiondb を実行して、ファイル関連の情報を返すことができます。 public ロールのメンバーは、sp_helpdistributiondbを実行して、アクセス権を持つディストリビューション データベースのファイル関連以外の情報を返すことができます。