対象者:SQL Server 2016 (13.x) およびそれ以降のバージョン
Azure SQL Database
Azure SQL Managed Instance
SQL Database in Microsoft Fabric
クエリ ストアからの特定のクエリ プランのランタイム統計をクリアします。
構文
sp_query_store_reset_exec_stats [ @plan_id = ] plan_id
[ ; ]
引数
大事な
拡張ストアド プロシージャの引数は、「構文の」セクションで説明されているように、特定の順序で入力する必要があります。 パラメーターが順に入力されていない場合は、エラー メッセージが表示されます。
[ @plan_id = ] plan_id
クリアするクエリ プランの ID。 @plan_id は bigint で、既定値はありません。
リターン コードの値
0 (成功) または 1 (失敗)。
アクセス許可
データベースに対する ALTER 権限が必要です。
注釈
セカンダリ レプリカのクエリ ストアを有効にした場合、sp_query_store_reset_exec_stats はプライマリ レプリカに対してのみ実行できます。 プロシージャのスコープはレプリカ セット全体に適用されます。 セカンダリレプリカ用のクエリストアはSQL Server 2025(17.x)以降のバージョンおよびAzure SQL Databaseからサポートされています。 完全なプラットフォームサポートについては、 二次レプリカについてはクエリストアを参照してください。
例
次の例では、クエリ ストア内のクエリに関する情報を返します。
SELECT txt.query_text_id,
txt.query_sql_text,
pl.plan_id,
qry.*
FROM sys.query_store_plan AS pl
INNER JOIN sys.query_store_query AS qry
ON pl.query_id = qry.query_id
INNER JOIN sys.query_store_query_text AS txt
ON qry.query_text_id = txt.query_text_id;
統計をクリアする plan_id を特定したら、次の例を使用して、特定のクエリ プランの実行統計を削除します。 この例では、プラン番号 3 の実行統計が削除されます。
EXECUTE sp_query_store_reset_exec_stats 3;