sysmail_help_configure_sp (Transact-SQL)
適用対象: SQL サーバー
データベース メールの構成設定を表示します。
構文
sysmail_help_configure_sp [ [ @parameter_name = ] 'parameter_name' ]
[ ; ]
引数
[ @parameter_name = ] 'parameter_name'
取得する構成設定の名前。 指定すると、構成設定の値が @parameter_value OUTPUT パラメーターに返されます。 @parameter_nameが指定されていない場合、このストアド プロシージャは、インスタンス内のすべてのデータベース メール構成設定を含む結果セットを返します。
リターン コードの値
0
(成功) または 1
(失敗)。
結果セット
@parameter_nameが指定されていない場合、sysmail_help_configure_sp
は次の列を含む結果セットを返します。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
paramname |
nvarchar (256) | 構成パラメーターの名前。 |
paramvalue |
nvarchar (256) | 構成パラメーターの値 |
description |
nvarchar (256) | 構成パラメーターの説明 |
解説
ストアド プロシージャ sysmail_help_configure_sp
には、インスタンスの現在のデータベース メール構成設定が一覧表示されます。
@parameter_nameが指定されていても、@parameter_valueの出力パラメーターが指定されていない場合、このストアド プロシージャは出力を生成しません。
ストアド プロシージャ sysmail_help_configure_sp
は msdb
データベースにあり、 dbo スキーマによって所有されます。 現在のデータベースが msdb
されていない場合は、プロシージャを 3 部構成の名前で呼び出す必要があります。
アクセス許可
このストアド プロシージャは、 db_owner ロールによって所有されています。 EXECUTE
アクセス許可は任意のユーザーに付与できますが、SQL Server のアップグレード中にこれらのアクセス許可がオーバーライドされる可能性があります。
例
次の例は、SQL Server インスタンスのデータベース メール構成設定の一覧を示しています。
EXEC msdb.dbo.sysmail_help_configure_sp;
次に結果セットを示します。行の長さは編集されています。
paramname paramvalue description
------------------------------- --------------- -----------------------------------------------------------------------------
AccountRetryAttempts 1 Number of retry attempts for a mail server
AccountRetryDelay 5000 Delay between each retry attempt to mail server
DatabaseMailExeMinimumLifeTime 600 Minimum process lifetime in seconds
DefaultAttachmentEncoding MIME Default attachment encoding
LoggingLevel 2 Database Mail logging level: normal - 1, extended - 2 (default), verbose - 3
MaxFileSize 1000000 Default maximum file size
ProhibitedExtensions exe,dll,vbs,js Extensions not allowed in outgoing mails