新規または既存のレポートをレポート プロジェクトに追加する
SQL Server Data Tools (SSDT) では、レポート ウィザードを使用するか、新しい空のレポートをプロジェクトに追加することによって、Reporting Services のページ分割された新しいレポートを追加できます。 既存のレポートを追加することもできます。 レポートを追加すると、そのレポートの名前が、プロジェクトの [レポート] フォルダーに表示されます。
注意
既存のデータ ソースを使ったレポートをプレビューするには、レポート作成クライアントから、そのデータ ソースにアクセスするための権限が必要です。 詳細については、「データ接続、データ ソース、および接続文字列」を参照してください。
レポートを追加した後、データ ソースやデータセットを定義したり、レポート レイアウトをデザインしたりできます。 開始するには、「基本的なテーブル レポートの作成 (SSRS チュートリアル)」、またはテーブル (レポート ビルダーおよび SSRS) に関する記事を参照してください。
レポート ウィザードを使って新しいレポートを追加する
ソリューション エクスプローラーで [レポート] フォルダーを右クリックし、[新しいレポートの追加] を選択します。 [レポート ウィザード] ダイアログ ボックスが表示されます。
ウィザードの手順に従うことで、データ ソースを作成したり、クエリでデータセットを作成したり、グループを定義したり、レイアウトを指定したり、レポートを作成したりできます。 これには次の手順が含まれます。
データ ソースの選択 レポート作成の最初の手順は、データ ソースを定義することです。 レポート ウィザードにより、レポート プロジェクト内のすべての共有データ ソースが表示されます。同時に、新しいデータ ソースを作成するオプションも表示されます。
クエリのデザイン 次の手順は、クエリを設計することです。 クエリの作成方法としては、クエリ文字列を入力する以外にも、クエリ デザイナーを使用する方法や、別のレポートからクエリをインポートする方法もあります。 クエリ デザイナーの詳細については、「Reporting Services クエリ デザイナー」を参照してください。
レポートの種類の選択 次の手順は、作成するレポートの種類を選択することです。 表形式のレポートか、マトリックス形式のレポートを選択することができます。 表形式のレポートは、列数が固定されます。 マトリックス形式のレポート (クロス集計レポート) は、クエリの結果により列数が変化します。 マップ レポートには、地理的背景に対する分析が表示されます。
レポートの名前付け 最後の手順は、レポートに名前を付け、レポートに含まれるフィールドを確認することです。 すべての手順が完了したら、レポート デザイナーはレポートを作成し、それをレポート サーバー プロジェクトに追加します。
新しい空のレポートを追加する
[プロジェクト] メニューの [新しい項目の追加] をクリックします。
[テンプレート] で [レポート] を選択します。
[追加] を選択します。
新しい空のレポートがプロジェクトに追加され、デザイン画面に表示されます。
既存のレポートを追加する
[プロジェクト] メニューの [追加] を選択し、[既存の項目] を選択します。
.rdl ファイルがある場所に移動して、ファイルを選択し、[追加] を選択します。
レポートがプロジェクトの [レポート] フォルダーに追加されます。 プロジェクトを閉じてから開き直すと、一連のレポートがアルファベット順に並べ替えられます。