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SQL モード (MySQLToSQL)

SSMA for MySQL は、さまざまな SQL モードで動作し、クライアントごとに異なる方法でこれらのモードを適用できます。

モードは、MySQL がサポートする必要がある SQL 構文と、実行する必要があるデータ検証チェックの種類を定義します。 そうすれば、さまざまな環境で MySQL を使用したり、SQL Server で MySQL を使用したりしやすくなります。

SQL モード グリッド:

  • ルート レベルの SQL モード グリッドには、SQL モード名読み込まれた SQL モード、と有効な SQL モードの列が含まれています。

  • データベース カテゴリ、データベース、テーブル カテゴリ、ステートメント カテゴリ、ビュー カテゴリ、テーブル、ビュー、関数、プロシージャ、UDF、とイベント オブジェクト レベルの SQL モード グリッドには、SQL モード名継承された SQL モード、と有効な SQL モードの列が含まれています。

  • ストアド プロシージャ、ストアド 関数、とトリガー レベルの SQL モード グリッドには、SQL モード名元の SQL モード、と有効な SQL モードの列が含まれています。

注意

グループ モードは、"SQL モード名" 列の下に太字で表示されます。

読み込まれた SQL モード

これらは SQL モードであり、セッション レベルまたはルート レベルで SET されます。 ターゲット データベースに読み込まれた SQL モードは、編集または変更できません。

継承された SQL モード

これらは、対応する親ノードから継承される SQL モードです。

関数カテゴリ、プロシージャ カテゴリ、イベント カテゴリ、トリガーを除き、これらの SQL モードはすべてのレベル (データベース、テーブル カテゴリ、ステートメント カテゴリ、ビュー カテゴリ、テーブル、ビュー、関数、プロシージャ、UDF、とイベント オブジェクト) に存在します。

注意

[親から継承] チェック ボックスをオンにすると、継承された SQL モードを親ノードから継承できます。 既定では、このチェック ボックスはオンになっています。

元の SQL モード

これらは、関数、プロシージャ、トリガーのレベルにのみ存在する SQL モードです。

注意

[元の関数を使用する] チェック ボックスをオンにすると、対応する関数またはプロシージャまたはトリガーで最初に使用されていた SQL モードを使用できます。 既定では、このチェック ボックスはオンになっています。

有効な SQL モード

有効な SQL モードは、次のようにさまざまなレベルで定義できます。

  • セッション レベル:

    1. 読み込まれたすべての SQL モードは、"有効な SQL モード" と呼ばれます。

    2. このレベルでは、有効な SQL モードを直接、明示的に変更できます。

    3. 明示的に設定された有効な SQL モードは、読み込み SQL モードとして反映されず、最終的にオブジェクトに適用されます。

  • 関数またはプロシージャまたはトリガー レベルにおける場合:

    1. 元の SQL モードはすべて、"有効な SQL モード" と呼ばれます。

    2. このレベルでは、[元のモードを使用する] チェック ボックスがオフになっている場合にのみ、有効な SQL モードを明示的に変更できます。

    3. 明示的に設定された有効な SQL モードは、元の SQL モードとして反映されず、最終的にオブジェクトに適用されます。

  • 関数またはプロシージャまたはトリガー レベル以外のノードにおける場合:

    1. すべての継承された SQL モードは、"有効な SQL モード" と呼ばれます。

    2. このレベルでは、[親から継承] チェックボックスがオフになっている場合にのみ、有効な SQL モードを明示的に変更できます。

    3. 明示的に設定された有効な SQL モードは、継承された SQL モードとして反映されず、最終的にオブジェクトに適用されます。