DBCC OUTPUTBUFFER (Transact-SQL)
適用対象:SQL ServerAzure SQL Managed Instance
指定した session_id の現在の出力バッファーを、16 進形式と ASCII 形式で返します。
構文
DBCC OUTPUTBUFFER ( session_id [ , request_id ] )
[ WITH NO_INFOMSGS ]
Note
SQL Server 2014 以前の Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。
引数
session_id
アクティブな各プライマリ接続に関連付けられているセッション ID。
request_id
現在のセッション内で検索する具体的な要求 (バッチ)。
次のクエリは request_id を返します。
SELECT request_id
FROM sys.dm_exec_requests
WHERE session_id = @@spid;
WITH
オプションの指定を許可します。
NO_INFOMSGS
重大度レベル 0 から 10 のすべての情報メッセージを表示しないようにします。
解説
DBCC OUTPUTBUFFER
では、指定したクライアント (session_id) に送信された結果が表示されます。 ただし、出力ストリームを含まないプロセスでは、エラー メッセージが返されます。
DBCC OUTPUTBUFFER
によって表示された結果を返した、実行されたステートメントを表示するには、DBCC INPUTBUFFER
を実行します。
結果セット
DBCC OUTPUTBUFFER
では次のものが返されます (値は変わることがあります)。
Output Buffer
------------------------------------------------------------------------
01fb8028: 04 00 01 5f 00 00 00 00 e3 1b 00 01 06 6d 00 61 ..._.........m.a
01fb8038: 00 73 00 74 00 65 00 72 00 06 6d 00 61 00 73 00 .s.t.e.r..m.a.s.
'...'
01fb8218: 04 17 00 00 00 00 00 d1 04 18 00 00 00 00 00 d1 ................
01fb8228: .
(33 row(s) affected)
DBCC execution completed. If DBCC printed error messages, contact your system administrator.
アクセス許可
sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーシップが必要です。
例
次の例では、セッション ID が 52
の、現在の出力バッファー情報を返します。
DBCC OUTPUTBUFFER (52);