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APP_NAME (Transact-SQL)

適用対象: SQL Server Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance

この関数は、現在のセッションのアプリケーション名の値が設定されている場合、その名前を返します。

重要

クライアントからアプリケーション名が提供されますが、APP_NAME では、アプリケーション名の値はまったく検証されません。 APP_NAME をセキュリティ チェックの一部として使用しないでください。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

APP_NAME  ( )  

戻り値の型

nvarchar(128)

注釈

APP_NAME は、アプリケーションごとに異なるアクションを実行する手段として、異なるアプリケーションを区別するために使用します。 たとえば、アプリケーションごとに異なる日付形式を使用するために、APP_NAME で異なるアプリケーションを区別することができます。 また、特定のアプリケーションに対して情報メッセージを返すこともできます。

Management Studio でアプリケーション名を設定する場合、[データベース エンジンへの接続] ダイアログ ボックスで [オプション] をクリックします。 [追加の接続パラメーター] タブ上で、app 属性を ;app='application_name' 形式で指定します。

この例では、このプロセスを開始したクライアント アプリケーションが SQL Server Management Studio セッションかどうかを確認します。 その後、US または ANSI 形式で日付の値を指定します。

USE AdventureWorks2022;  
GO  
IF APP_NAME() = 'Microsoft SQL Server Management Studio - Query'  
PRINT 'This process was started by ' + APP_NAME() + '. The date is ' + CONVERT ( VARCHAR(100) , GETDATE(), 101) + '.';  
ELSE   
PRINT 'This process was started by ' + APP_NAME() + '. The date is ' + CONVERT ( VARCHAR(100) , GETDATE(), 102) + '.';  
GO  

関連項目

システム関数 (Transact-SQL)
関数