COL_NAME (Transact-SQL)
適用対象: SQL Server Azure SQL データベース Azure SQL Managed Instance Azure Synapse Analytics Analytics Platform System (PDW)
この関数は、テーブルの ID 番号とそのテーブルの列の ID 番号に基づいて、テーブルの列の名前を返します。
構文
COL_NAME ( table_id , column_id )
引数
table_id
その列を含むテーブルの ID 番号。 table_id 引数は int データ型です。
column_id
列の ID 番号。 column_id 引数は int データ型です。
戻り値の型
sysname
例外
エラーが発生した場合、または呼び出し元にオブジェクトを表示するための適切な権限がない場合は、NULL が返されます。
SQL Server では、そのユーザーが所有している、または権限を与えられている、セキュリティ保護可能なアイテムのメタデータのみを表示できます。 つまり、オブジェクトに対する適切な権限がユーザーに与えられていない場合、メタデータを生成する組み込み関数 (COL_NAME
など) が NULL を返す可能性があります。 詳細については、「メタデータ表示の構成」を参照してください。
解説
Table_id と column_id パラメーターが同時に、列名文字列を生成します。
テーブルおよび列の ID 番号の取得に関する詳細については、「OBJECT_ID (Transact-SQL)」を参照してください。
例
この例では、サンプルの Employee
テーブル内の最初の列の名前を返します。
-- Uses AdventureWorks
SELECT COL_NAME(OBJECT_ID('dbo.FactResellerSales'), 1) AS FirstColumnName,
COL_NAME(OBJECT_ID('dbo.FactResellerSales'), 2) AS SecondColumnName;
結果セットは次のとおりです。
ColumnName
------------
BusinessEntityID
関連項目
式 (Transact-SQL)
メタデータ関数 (Transact-SQL)
COLUMNPROPERTY (Transact-SQL)
COL_LENGTH (Transact-SQL)