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@@CPU_BUSY (Transact-SQL)

適用対象: SQL ServerAzure SQL Managed Instance

この関数は、SQL Server が最後の起動以降にアクティブな操作に使用した時間を返します。 @@CPU_BUSY から、CPU 時間の増分 ("ティック") が返されます。この値はすべての CPU 時間を累積したものであるため、実際の経過時間を超える場合があります。 マイクロ秒に変換するには、@@TIMETICKS を乗算します。

Note

@@CPU_BUSY または @@IO_BUSY で返される時間が、約 49 日分の累積 CPU 時間を超えた場合は、算術オーバーフロー警告が表示される可能性があります。 その場合、@@CPU_BUSY@@IO_BUSY、および @@IDLE の各変数は正確ではありません。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

@@CPU_BUSY  

Note

SQL Server 2014 (12.x) 以前のバージョンの Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。

戻り値の型

integer

注釈

CPU アクティビティなどの複数の SQL Server 統計情報を含むレポートを表示するには、sp_monitor を実行します。

この例では、現在の日付と時刻の SQL Server CPU アクティビティを返します。 この例では、値の 1 つを float データ型に変換します。 こうすることで、マイクロ秒単位の値を計算する際の算術オーバーフローの問題を回避できます。

SELECT @@CPU_BUSY * CAST(@@TIMETICKS AS FLOAT) AS 'CPU microseconds',   
   GETDATE() AS 'As of' ;  

結果セットは次のようになります。

CPU microseconds As of
---------------- -----------------------
18406250         2006-12-05 17:00:50.600

こちらもご覧ください

sys.dm_os_sys_info (Transact-SQL)
@@IDLE (Transact-SQL)
@@IO_BUSY (Transact-SQL)
sp_monitor (Transact-SQL)
システム統計関数 (Transact-SQL)