適用対象: SQL Server
Azure SQL Database
Azure SQL Managed Instance
この関数は、Crypto API (CAPI) でランダムに生成された暗号数を返します。 CRYPT_GEN_RANDOM
は、長さが指定されたバイト数の 16 進数を返します。
構文
CRYPT_GEN_RANDOM ( length [ , seed ] )
引数
length
CRYPT_GEN_RANDOM
で作成される数値の長さ (バイト)。 length 引数のデータ型は int であり、値の範囲は 1 から 8000 です。 CRYPT_GEN_RANDOM
は、この範囲から外れる int 値に対して NULL を返します。
seed
ランダムなシード値として使用する省略可能な 16 進数。 seed の長さは、length 引き数の値と一致する必要があります。 seed 引数のデータ型は varbinary(8000) です。
返される型
varbinary(8000)
アクセス許可
この関数はパブリックであり、特別なアクセス許可は必要ありません。
例
A. 乱数を生成する
この例では、長さ 50 バイトの乱数を生成します。
SELECT CRYPT_GEN_RANDOM(50) ;
この例では、4 バイトのシードを使用して、長さ 4 バイトの乱数を生成します。
SELECT CRYPT_GEN_RANDOM(4, 0x25F18060) ;