HOST_NAME (Transact-SQL)

適用対象: SQL Server 2016 (13.x) 以降 Azure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance

ワークステーション名を返します。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

HOST_NAME ()  

戻り値の型

nvarchar(128)

注釈

システム関数へのパラメーターが省略可能の場合は、現在のデータベース、ホスト コンピューター、サーバー ユーザー、またはデータベース ユーザーが推測されます。 組み込み関数の後には常にかっこが必要です。

システム関数は、選択リストの中、WHERE 句の中、また、式を使える所ならどこにでも使用できます。

重要

クライアント アプリケーションによりワークステーション名が提供されます。また、不正確なデータが提供されることもあります。 HOST_NAME はセキュリティ機能としては期待しないでください。

次の例では、受注を記録するテーブルに行を挿入するコンピューターのワークステーション名を記録するために、HOST_NAME() 定義内で DEFAULT を使用するテーブルを作成します。

CREATE TABLE Orders  
   (OrderID     INT        PRIMARY KEY,  
    CustomerID  NCHAR(5)   REFERENCES Customers(CustomerID),  
    Workstation NCHAR(30)  NOT NULL DEFAULT HOST_NAME(),  
    OrderDate   DATETIME   NOT NULL,  
    ShipDate    DATETIME   NULL,  
    ShipperID   INT        NULL REFERENCES Shippers(ShipperID));  
GO  

参照

式 (Transact-SQL)
システム関数 (Transact-SQL)