SEMM UEFI 設定リファレンス

この記事では、Surface Enterprise Management Mode (SEMM) に登録されている Surface デバイスの統合拡張ファームウェア インターフェイス (UEFI) 設定の技術リファレンスについて説明します。 Surface IT Toolkit に含まれている Surface UEFI Configurator を使用して UEFI 設定を構成します。

Surface UEFI でコンポーネントを有効または無効にする

次のコンポーネントをオンまたはオフにすることができます。

  • USB ポートのドッキング
  • オンボード オーディオ
  • デジタルグラフィック処理装置
  • タイプ カバー
  • Micro SD カード
  • フロント カメラ
  • リアカメラ
  • 赤外線カメラ (Windows Hello用)
  • Bluetooth のみ
  • ワイヤレス ネットワークと Bluetooth
  • 長期的な進化 (LTE)
  • ディスクリート GPU (dGPU)
  • オンボード マイク
  • MAC アドレス エミュレーション
  • ワイヤード (有線) LAN
  • 近距離通信 (NFC)

表 1. 詳細設定

設定 説明
PXE ブート用 IPv6 PXE ブートの IPv6 サポートを管理できます。 この設定を構成しない場合、PXE ブートの IPv6 サポートは無効になります。
代替ブート 起動中に [音量ダウン] ボタンと [電源ボタン] の両方を押すことで、代替ブート順序を使用して USB またはイーサネット デバイスに直接起動する操作を管理できます。 この設定を構成しない場合、代替ブートが有効になります。
ブート順序ロック ブート順序をロックして、変更を防ぐことができます。 この設定を構成しない場合、ブート順序ロックは無効になります。
USB ブート USB デバイスへの起動を管理できます。 この設定を構成しない場合は、USB ブートが有効になります。
ネットワーク スタック ネットワーク スタックのブート設定を管理できます。 この設定を構成しない場合、ネットワーク スタックのブート設定を管理する機能は無効になります。
自動電源オン 自動電源オン ブート設定を管理できます。 この設定を構成しない場合、自動電源オンが有効になります。
同時マルチスレッド (SMT) 同時マルチスレッド (SMT) を管理して、ハイパースレッディングを有効または無効にすることができます。 この設定を構成しない場合、SMT は有効になります。
バッテリー制限を有効にする バッテリー制限機能を管理できます。 この設定を構成しない場合、バッテリー制限は 無効になります
セキュリティ Surface UEFI セキュリティ ページを表示します。 この設定を構成しない場合は、[セキュリティ] ページが表示されます。
デバイス [Surface UEFI デバイス] ページを表示します。 この設定を構成しない場合は、[デバイス] ページが表示されます。
Boot Surface UEFI ブート ページを表示します。 この設定を構成しない場合は、[ブート] ページが表示されます。
DateTime Surface UEFI DateTime ページを 表示します。 この設定を構成しない場合は、DateTime ページが表示されます。
EnableOSMigration Surface Hub 2S を Windows 10 Team から Windows 10/11 Pro または Enterprise に移行できます。 この設定を構成しない場合、Surface Hub 2S デバイスはWindows 10 Team OS のみを実行できます。 注: Windows 10 Team と Windows 10/11 Pro/Enterprise の間のデュアル ブートは、Surface Hub 2S では使用できません。
セキュリティで保護されたコア セキュリティで保護されたコア機能を管理できます。 この設定を構成しない場合、セキュリティで保護されたコア機能はサポートされているデバイスで有効になります。
Wake-on-LAN Wake-on-LAN 機能を管理できます。 この設定を構成しない場合、Wake-on-LAN はサポートされているデバイスで無効になります。
Wake-on-Power Wake-on-Power 機能を管理できます。 この設定を構成しない場合、サポートされているデバイスでは Wake-on-Power が無効になります。