PsKill v1.16

マーク・ルシノヴィチ

公開日: 2016 年 6 月 29 日

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はじめに

Windows NT/2000 にはコマンド ライン 'kill' ユーティリティが付属していません。 Windows NTまたは Win2K リソース キットで取得できますが、キットのユーティリティはローカル コンピューター上のプロセスのみを終了できます。 PsKill は、Resource Kit のバージョンの動作を行うだけでなく、リモート システム上のプロセスを強制終了することもできます。 PsKill を使用してリモート プロセスを終了するために、ターゲット コンピューターにクライアントをインストールする必要もありません。

インストール

PsKill を実行可能パスにコピーし、以下に定義されているコマンドライン オプションを使用して pskill と入力します。

PsKill の使用

PsKill の高度な使用方法に関する Windows IT Pro Magazine for Mark の記事の 2004 年 9 月号を参照してください。

PsKill をプロセス ID で実行すると、ローカル コンピューターでその ID のプロセスを強制終了するように指示されます。 プロセス名 PsKill を指定すると、その名前を持つすべてのプロセスが強制終了します。

使用法: pskill [- ] [-t] [\\computer [-u username] [-p password]] <プロセス名 | プロセス ID>

パラメーター 説明
- サポートされているオプションを表示します。
-t プロセスとその子孫を強制終了します。
\\computer 終了するプロセスが実行されているコンピューターを指定します。 リモート コンピューターには、NT ネットワークの近くからアクセスできる必要があります。
-u username リモート システムでプロセスを強制終了する必要があり、実行しているアカウントにリモート システムに対する管理者特権がない場合は、このコマンド ライン オプションを使用して管理者としてログインする必要があります。 p オプションにパスワードを含めなかった場合、 PsKill は入力を表示せずにパスワードの入力を求めます。
-p password このオプションを使用すると、バッチ ファイルから PsList を使用できるように、コマンド ラインでログイン パスワードを指定できます。 アカウント名を指定し、-p オプションを省略すると、PsList はパスワードの入力を対話形式で求めます。
プロセス ID 強制終了するプロセスのプロセス ID を指定します。
プロセス名 強制終了するプロセスのプロセス名を指定します。

PsKill Microsoft KB の記事

この Microsoft KB の記事では 、PsKill を参照しています。

810596: PSVR2002: プロジェクト ビューにアクセスしようとすると "このビューに表示する情報がありません" というエラー メッセージ (https://support.microsoft.com/kb/810596)

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PsTools

PsKill は、 PsTools という名前のローカルおよびリモート システムの管理に役立つ Sysinternals コマンド ライン ツールの増え続けるキットの一部です。

次の場合に実行されます。

  • クライアント: Windows Vista 以降。
  • サーバー: Windows Server 2008 以降。