VMM ファブリックを使用してソフトウェアで定義されたネットワーク (SDN) インフラストラクチャを展開および管理する

重要

このバージョンの Virtual Machine Manager (VMM) はサポート終了に達しました。 VMM 2022 にアップグレードすることをお勧めします。

System Center - Virtual Machine Manager (VMM) を使用して、ソフトウェア定義ネットワーク (SDN) インフラストラクチャを展開および管理できます。

ソフトウェアで定義されたネットワークの概要

SDN は、スイッチやルーターなどの物理ハードウェア ネットワーク要素を抽象化するためにネットワークを仮想化します。 SDN を使用すると、ワークロードとアプリの要件を満たすためにデータセンター ネットワークを動的に管理できます。 新しいワークロードを展開したり、仮想または物理ネットワーク間でワークロードを移動したりする場合でも、ネットワーク ポリシーを一貫性のある方法で大規模に実装できます。

VMM ファブリックに SDN を展開すると、次のことができます。

  • 仮想ネットワークを大規模にプロビジョニングおよび管理します。
  • ネットワーク コント ローラー、ソフトウェア ロード バランサー、ゲートウェイを含む SDN インフラストラクチャを展開および管理します。
  • 仮想ネットワークのポリシーを一元的に定義および制御し、アプリケーションまたはワークロードにリンクします。 ワークロードが展開されたり移動されると、ネットワーク構成も自動的に調整されます。 これにより、ネットワーク ハードウェアを手動で再構成する必要がなくなるため、運用の複雑さが軽減され、貴重なリソースをより重要な作業に充てられるようになります。
  • 仮想ネットワーク間のトラフィック フローを制御します。これには、重要なアプリケーションとワークロードのための保証された帯域幅を定義する機能が含まれます。

SDN には、次のような多くのテクノロジが組み合わされています。

  • ネットワーク コントローラー: ネットワーク コントローラーを使用すると、ネットワーク デバイスとサービスを手動で構成する代わりに、ネットワーク インフラストラクチャの構成を自動化できます。
  • SDN 用 RAS ゲートウェイ: RAS ゲートウェイは、HNV を使用して複数のテナント仮想ネットワークをホストする CSP およびエンタープライズ向けに設計された、Windows Server 2016のソフトウェアベースのマルチテナント BGP 対応ルーターです。
  • SDN のソフトウェア負荷分散 (SLB) : Windows Server 2016 の SDN は、ソフトウェア負荷分散 (SLB) を使用して、テナントおよびテナントのカスタマー ネットワーク トラフィックを仮想ネットワーク リソース間で均等に配分することができます。 Windows Server SLB により、同じワークロードをホストする複数のサーバーであり、高可用性とスケーラビリティを提供することです。
  • SDN 用 RAS ゲートウェイ: RAS ゲートウェイは、HNV を使用して複数のテナント仮想ネットワークをホストする CSP および企業向けに設計された、ソフトウェアベースのマルチテナント BGP 対応ルーターです。
  • SDN のソフトウェア負荷分散 (SLB): SDN は、ソフトウェア負荷分散 (SLB) を使用して、テナントおよびテナントのカスタマー ネットワーク トラフィックを仮想ネットワーク リソース間で均等に配分することができます。 Windows Server SLB により、同じワークロードをホストする複数のサーバーであり、高可用性とスケーラビリティを提供することです。

SDN スタックのテクノロジの詳細を参照してください

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