Microsoft Dataverse によって動作するモデル駆動型アプリ

完了

モデル駆動型アプリを作成するときに、Microsoft Dataverse のテーブルを構成要素として使用します。 モデル駆動型アプリは、データ モデルから開始し、Dataverse の主要なビジネス データとプロセスの構造から構築して、フォーム、ビュー、グラフ、その他のコンポーネントをモデル化します。

アプリを作成する前に、データ レベルのビジネス データとビジネス プロセスが適切に構成されていることを確認することは重要ですが、アプリケーションの作成中に調整することもできます。 モデル駆動型アプリでは、デバイス間で応答性の高い UI が自動的に生成されます。ただし、この結果は、Dataverse でデータがどのようにモデル化されているかに大きく依存します。

Dataverse によって動作するモデル駆動型アプリの図。

モデル駆動型アプリの作成方法

モデル駆動型アプリを作成する場合は、次の 3 つの領域に注目する必要があります。

  • ビジネス データのモデル化

  • ビジネス プロセスの定義

  • アプリの作成

モデル駆動型アプリの作成の詳細については、「Dataverse のリレーションシップ、ビジネス ルール、計算、およびロールアップの作成」ラーニングパスと「モデル駆動アプリケーションの構築に関する概要」を参照してください。

Product、Reservation、および Review の 3 つのデータ テーブルを含む Asset Checkout アプリを検討します。

アプリ オプションが強調表示されているデータ画面のスクリーンショット。

これらの 3 つのテーブルにはリレーションシップが設定されています。 例として、確認テーブルと製品テーブルの間には、関連付けられた製品列の多対一のリレーションシップがあります。

「関連付けられた生産」列を使用したテーブル リレーションシップのスクリーンショット。

同様に、予約テーブルと製品テーブルの間の製品の予約列を使用して多対一の関係が設定されます。

「製品の予約」列を使用した多対一の関係のスクリーンショット。

アプリ デザイナーでは、各テーブルが独自のフォームを持っているのを確認できます。

アプリ デザイナーのテーブル フォームのスクリーンショット。

Dataverse テーブルと直接接続するため、モデル駆動型アプリでは、任意のページに含めるフォームや、表示するビューまたはグラフを柔軟に選択できます。 フォーム、表示、またはグラフの編集を選択した場合、アプリ エディタは、これらの要素を変更または作成する Dataverse テーブルに直接アクセスします。 テーブルに加えた変更を公開すると、アプリのフォーム/ビュー/グラフも変更されます。 それだけでなく、そのテーブルをデータ ソースとして使用している他のモデル駆動型アプリケーションは、変更または作成したビュー/フォーム/グラフにアクセスできます。