はじめに
Microsoft Power Apps のモデル駆動型アプリは、Microsoft Dataverse に格納されたデータを使用してレスポンシブ アプリケーションを作成するための強力な方法です。 ユーザーは、コーディングを大量にしなくても、タスクを管理し、効率的にデータを操作できます。
自分が、顧客アカウント管理の合理化を図っているビジネス オーナー、または初めてアプリ開発に取り組んでいる学生であると想像してみてください。 データを効率的に整理および分析できる、どのようなデバイスでも使い易いソリューションが必要です。 たとえば、マーケティング チームは、分散したデータと非効率的なツールのため、キャンペーンのパフォーマンスの追跡に苦労する場合があります。 モデル駆動型アプリを作成すると、データを 1 か所にまとめて、ワークフローを自動化し、ダッシュボードとグラフで分析情報を視覚化できます。 このモジュールは、データの整理、フォームのデザイン、セキュリティ ロールの設定、コラボレーションの有効化によって、アプリを作成するのに役立ちます。 業務を改善しようとしているビジネス ユーザーでも、効果のあるソリューションを作成したいアプリ作成者でも、このコースが役に立ちます。 ニーズに合わせて調整されたモデル駆動型アプリを構築して展開するためのスキルを身につけることができます。
学習目標
このモジュールでは、次の方法を学習します。
- モデル駆動型アプリのコンポーネントを説明する。
- Microsoft Dataverse を使用してモデル駆動型アプリ用のデータ モデルを作成する。
- モデル駆動型アプリでフォームを作成および変更する。
- モデル駆動型アプリでビューをカスタマイズする。Power Apps を使用してモデル駆動型アプリを構築およびカスタマイズする。
- ロールベースのセキュリティとモデル駆動型アプリでの共有について説明する。