JavaScript SDK を使用してストアド プロシージャを作成する

完了

.NET SDK を使用してストアド プロシージャを作成するには、Microsoft.Azure.Cosmos.Container クラスで特別な Scripts プロパティを使用する必要があります。 変数内の container という名前のコンテナー インスタンスを想定する例から見ていきましょう。

1. まず、文字列変数でストアド プロシージャの JavaScript 関数を定義します。

   string sproc = @"function greet() {
       var context = getContext();
       var response = context.getResponse();
       response.setBody('Hello, Learn!');
   }";
   

   ヒント

   または、System.IO.File などのファイル API を使用して、*.js ファイルから関数を読み取ることもできます。

2. 次に、Id プロパティと Body プロパティをそれぞれストアド プロシージャの一意識別子とコンテンツに設定して、Microsoft.Azure.Cosmos.Scripts.StoredProcedureProperties 型のオブジェクトを作成します。

   StoredProcedureProperties properties = new()
   {
       Id = "greet",
       Body = sproc
   };
   

   ヒント

   または、ストアド プロシージャの識別子と本文をコンストラクター パラメーターとして指定することもできます。

       StoredProcedureProperties properties = new("greet", sproc);
   

3. ここで、コンテナー変数の CreateStoredProcedureAsync<> メソッドを使用して、前に構成したプロパティを渡す新しいストアド プロシージャを作成します。

   await container.Scripts.CreateStoredProcedureAsync(properties);
   

   結果を解析する場合、CreateStoredProcedureAsync<> メソッドは Microsoft.Azure.Cosmos.Scripts.StoredProcedureResponse 型のオブジェクトを返します。これには、コンテナー内に新しく作成されたストアド プロシージャに関するメタデータが含まれています。