オンプレミスのファイルとフォルダーのバックアップを構成する
MARS エージェントと Azure Backup を使って、オンプレミスのファイルとフォルダーのバックアップを行う方法を見てみましょう。 次の図は、Azure Backup 用の MARS エージェントを使う手順の概要を示したものです。
ステップ 1: Recovery Services コンテナーを作成する
最初のステップは、バックアップ用の Recovery Services コンテナーを作ることです。 前のセクションで説明したように、Azure サブスクリプション内にコンテナーを作成する必要があります。
ステップ 2: MARS エージェントと資格情報ファイルをダウンロードする
バックアップ センター ダッシュボードの Recovery Services コンテナーのページに、MARS エージェント (Recovery Services エージェント) をダウンロードするためのリンクがあります。 MARS エージェントをインストールするには、"コンテナー資格情報" ファイルもダウンロードする必要があります。 詳しくは、「MARS エージェントのダウンロード」をご覧ください。
ステップ 3: MARS エージェントをインストールして登録する
MARS エージェント インストーラーには、インストールの場所、プロキシ サーバー、パスフレーズの情報を構成するためのウィザードがあります。 ダウンロードした資格情報ファイルは、エージェントの登録に使われます。 MARS エージェントはローカル コンピューターにインストールされます。
重要
MARS エージェントの最新バージョンをインストールする必要があります。 2.0.9083.0 より前のバージョンの MARS エージェントは、エージェントをアンインストールして再インストールすることにより、アップグレードする必要があります。
ステップ 4: バックアップを構成する
これで、MARS エージェントを使ってバックアップ ポリシーを作成する準備ができました。 バックアップを行うタイミング、バックアップするデータ、バックアップ項目を保持する期間、帯域幅調整などのその他の設定を指定できます。