再起動ポリシーによるコンテナー化タスクの実行
Azure Container Instances ではコンテナー デプロイを簡単にすばやく行えるため、コンテナー インスタンスでのビルド、テスト、イメージ レンダリングなどの一度のみ実行されるタスクの実行に優れたプラットフォームを提供します。
構成可能な再起動ポリシーを使用して、コンテナーのプロセスが完了したらそのコンテナーが停止するように指定できます。 コンテナーのインスタンスは秒単位で課金されるため、タスクを実行するコンテナーの実行中に使用されるコンピューティング リソースのみが課金されます。
コンテナー再起動ポリシー
Azure Container Instances でコンテナー グループを作成する場合、3 つの再起動ポリシー設定のいずれかを指定できます。
再起動ポリシー | 説明 |
---|---|
Always |
コンテナー グループ内のコンテナーを常に再起動する。 これは既定の設定で、コンテナー作成時に再起動ポリシーが指定されていない場合に適用されます。 |
Never |
コンテナー グループ内のコンテナーを再起動しない。 コンテナーは最大で 1 回実行されます。 |
OnFailure |
コンテナーで実行されたプロセスが失敗 (0 以外の終了コードで終了) した場合にのみ、コンテナー グループ内のコンテナーを再起動する。 コンテナーは少なくとも 1 回実行されます。 |
再起動ポリシーの指定
az container create
を呼び出すときに、--restart-policy
パラメーターを指定します。
az container create \
--resource-group myResourceGroup \
--name mycontainer \
--image mycontainerimage \
--restart-policy OnFailure
完了まで実行
Azure Container Instances によってコンテナーが起動され、そのアプリケーション (またはスクリプト) の終了時に停止されます。 Azure Container Instances が再起動ポリシー Never
または OnFailure
のコンテナーを停止すると、そのコンテナーの状態は終了に設定されます。