データベースの待機統計の使用

完了

開発者と管理者は、データベース パフォーマンスに関する分析情報を取得できます。

Business Central 環境のデータベースにより、動的管理ビュー (DMV) を通じてパフォーマンス カウンターと SQL クエリに関する情報を利用できます。 この情報を取得するにはデータベースへの直接アクセスが必要ですが、Business Central Online 環境では、セキュリティ制限にこのアクセスができません。

この機能を使用することで、Business Central プラットフォームではデータベースの待機統計が仮想テーブルとして作成されます。これにより、AL コードからデータにアクセスできます。 また、新しいテーブルの上にページを追加して、コードを記述する必要なく、簡単にデータを取得できます。

Business Central のデータベースの待機統計によって提供される情報を確認することで、お使いのデータベースのパフォーマンスを確認できます。

データベース待機統計のスクリーンショット。

待機理由を示す待機のタイプと共に、前のクエリで待機が必要だった時間の長さを確認できます。 待機時間により、データベースのパフォーマンス、および最適化できる場所を素早く把握できます。

クエリの待機にはさまざまな理由が存在します。たとえば、リソースが解放されていないためにクエリが待機する場合や、待機の原因がキューの場合があります。 SQL データベースでの待機のタイプの詳細については、待機のタイプを参照してください。

データベースの待機統計は、以下のタイプの列に分けられた情報を持つテーブルを表示します。

  • クエリが待機する理由を示す、待機カテゴリ タイプ。 たとえば、CPU、アイドル、ロック、バッファー IO などです。 これらのオブジェクトの詳細については、SQL Server、待機統計オブジェクトを参照してください。

  • さまざまな待機時間カウンター。たとえば、待機時間 (ミリ秒)、最大待機時間 (ミリ秒)、シグナル待機時間 (ミリ秒) など。

  • 待機タスク数は、発生した各待機カテゴリの合計カウントを示します。

  • データベース開始時刻は、データベースが最初に開始された時刻、または再開された時刻を示します。

待機時間は稼働時間ではありません。 これらの統計情報は、データベースが起動された時刻またはリセットされた時刻に完了した、クエリの待ち時間を示します。

また、このデータをテレメトリに出力し、Application Insights で分析を行うことができます。 これを行うには、タブからテレメトリの出力アイコンを選択します。