事前構築済みモジュールを IoT Edge デバイスにデプロイする
事前構築済みモジュールをエッジ デバイスにデプロイするには:
- コンテナー レジストリから IoT Edge モジュールを選択する
- モジュールを受け取る IoT Edge デバイスを選択する
このシナリオでは、温度データをシミュレートするモジュールを使用します。
- Microsoft アーティファクト レジストリを開き、IoT Edge モジュールをフィルター処理する
- Simulated Temperature Sensor モジュールを検索する
- このモジュールを受け取る IoT Edge デバイスを選択する
Azure portal を使用して、モジュールをデプロイするためのステージを定義します。
- モジュールを追加する: Simulated Temperature Sensor モジュールの URI を入力します。
- ルートを指定する: ルーティングにより、モジュールと IoT Hub 間でメッセージを渡す方法が指定されます。 ここでは、すべてのモジュールから IoT Hub に送信されるすべてのメッセージを選択します。
- デプロイを確認する: これにより、IoT Edge デバイスにデプロイされるすべてのモジュールを定義した配置マニフェスト JSON ファイルをプレビューできます。
配置マニフェストとは
配置マニフェストは、デプロイするモジュール、モジュール間のデータ フロー方法、およびモジュール ツインの必要なプロパティについて説明する JSON ドキュメントです。 配置マニフェストを使用して、インストールするモジュールとそれらを連携させるための構成方法をデバイスに伝えます。 配置マニフェストを使用してすべての IoT Edge デバイスを構成する必要があります。
注
新しいデプロイを IoT Edge デバイスに送信すると、 デバイスには何もプッシュされません 。代わりに、デバイスは定期的に IoT Hub に対して新しい手順を照会します。 更新された 配置マニフェストが見つかると、デバイスは情報を使用して クラウドからモジュール イメージをプル し、モジュールのローカルでの実行を開始します。
生成されたデータを表示する
「シミュレートされた温度センサー」モジュールはテストのためのサンプル データを生成します。 また、このモジュールでは、マシンとその周辺のデータなどの環境データも生成されます。 たとえば、このセンサーは、サーバー ルーム、工場の床、または風力タービンにある可能性があります。 メッセージには、環境温度、湿度、機械温度、圧力、タイムスタンプが含まれます。
リソースのクリーンアップ
意図しない変更を防ぐには、作成したデバイスやリソース グループなど、必要に応じて Azure リソースを削除します。 削除したリソースがもう一度必要ないことを確認します。