Azure 仮想マシンをスケーリングする

完了

Compute

Azure には、必要な CPU、ネットワーク、またはディスクのパフォーマンスに基づいて仮想マシン (VM) のサイズを変更する機能が備わっています。 アップグレードや移行など、一時的なパフォーマンスのニーズにはサイズ変更が重要です。

VM を作成後、VM サイズを変更して、VM をスケール アップまたはスケール ダウンできます。 VM を現在ホストしているハードウェア クラスターで新しいサイズが使用できない場合は、VM のサイズを変更するために、まず割り当ての取り消しが必要になることがあります。 同様に、同じ可用性セット内の VM をサイズ変更する場合に、現在 VM をホストしているハードウェア クラスターで可用性セット内の VM の新しいサイズを使用できない場合は、可用性セット内のすべての VM の割り当てを解除して、VM のサイズを変更する必要があります。 また、1 つの VM のサイズ変更後に、可用性セット内の他の VM のサイズを更新する必要がある場合もあります。

Azure VM のサイズ変更は、Azure portal から、または PowerShell、Azure CLI、Azure Resource Manager テンプレートを介して、あるいはプログラム (REST API を含む) を使用して実行できます。

サイズ変更については主に以下を考慮します。

  • Azure リージョンには、必要なサイズをサポートするハードウェア要件が含まれていない場合がある
  • 現在のハードウェア クラスターによってはサイズ変更時に VM の再起動が不要
  • 新しい VM のサポートまたは Premium Storage
  • 可用性セット内の VM の更新

ストレージ

既に説明したように、仮想マシンのサイズによって、アタッチできるデータ ディスクの数が決まります。 ディスクのアタッチは、オンライン操作です。 PowerShell または Azure CLI を使用すると、Azure VM を停止することなくデータ ディスクをデタッチすることができますが、最初にそのディスクが使用されていないことを確認する必要があります。 詳細については、次を参照してください。

また、アタッチされている Azure VM ディスクを拡張することもできます。 詳細については、次を参照してください。