はじめに

完了

C# 開発者は、アプリケーションでのコード デバッグと例外処理について責任を負います。 C# 言語は、try-catch パターンや try-catch-finally パターンなどの例外処理パターンをサポートします。 Visual Studio Code では、コード デバッグをサポートするための拡張機能が使用されます。 デバッガー拡張機能は、Visual Studio Code Marketplace で見つかります。

あなたは、小売サポート アプリケーションを開発しているチームの一員であるとします。 このチームでは、小売トランザクションを管理する現金レジ アプリケーションに取り組んでいます。 あなたは、レジを管理し、顧客に返すお釣りの金額を計算する MakeChange メソッドを開発しています。 この MakeChange メソッドを使用すると、レジにある各額面 (1、5、10、20) の紙幣の枚数を追跡できます。 このチームは、コード検証のプロセスで、アプリケーションに例外処理を追加することを計画しています。

このモジュールでは、例外処理もアプリケーションに追加されている状態でのコード レビューとデバッグ プロセスについて説明します。

このモジュールを完了すると、Visual Studio Code デバッガーを使用した C# アプリケーションのデバッグ、try-catch パターンの実装、およびコール スタックの下位レベルでキャッチされる例外のスローを行うことができるようになります。

これは、"ガイド付きプロジェクト" モジュールです。手順に従ってエンドツーエンドのプロジェクトを完了します。

学習の目的

このモジュールでは、次の方法を練習します。

  • Visual Studio Code デバッガー ツールを使用し、コード ロジックの問題を特定して修正します。
  • try-catch パターンを使用して、C# コンソール アプリケーションで例外処理を実装します。
  • カスタマイズしたプロパティを使用して、例外を作成およびスローします。
  • コール スタックの下位レベルの例外をキャッチします。

必須コンポーネント

  • C# アプリケーション開発用に構成された Visual Studio Code のインストール。
  • イテレーション ステートメント、選択ステートメント、カスタム メソッドを使って、ビジネス ロジックを実装する C# コンソール アプリケーションを開発できること。
  • C# 用の Visual Studio Code のデバッグ ツールの使用経験があること。
  • C# コンソール アプリケーションでの try-catch 例外処理の実装経験と例外のスロー経験。