ポイントインタイムリカバリを実行する
Azure Cosmos DB アカウントで継続的バックアップモードを使用すると、ポイントインタイムリカバリを実行できます。 この種の復旧では、30 日間のバックアップ保有期間内の任意のタイムスタンプを選択し、Azure DB コンテナー、データベース、アカウントの組み合わせを復元することができます。
復元のシナリオ
ここでは、いくつかのポイントインタイム復元シナリオについて説明します。
削除されたアカウントを復元する - 復元可能な削除済みアカウントは、Azure Cosmos DB アカウントの一覧ページの [復元] ペインに表示されます。 復元に必要な情報は、削除直前のタイムスタンプ、削除されたアカウントのアカウント名、および復元先のアカウント名です。 復元には、Azure portal、PowerShell、または CLI を使用できます。
特定のリージョンのアカウントのデータを復元する - リージョンの Azure Cosmos DB アカウントのコピーが必要な場合は、そのアカウントのポイントインタイム リストアを実行できます。 復元に必要な情報は、対象のタイムスタンプと復元先のアカウント名です。 復元には、Azure portal、PowerShell、または CLI を使用できます。
既知の復元タイムスタンプを使用して、コンテナー内の誤った書き込み操作または削除操作から復旧する - 誤った操作が行われたときのタイムスタンプがわかっている場合は、Azure portal、PowerShell、または CLI を使用して、復元したいタイムスタンプで別のアカウントにポイントインタイム リストアを実行できます。
データベースが誤って削除される前の特定時点にアカウントを復元する - [特定の時点] ページのイベント フィード ペインを使用して、データベースが削除された時刻を特定し、復元時刻を確認します。 Azure portal、PowerShell、または CLI を通じて、選択した復元対象のタイムスタンプで別のアカウントにポイントインタイムの復元を行うことができます。
コンテナーのプロパティを誤って削除または変更する前の特定の時点にアカウントを復元する - [特定の時点] ページのイベント フィード ペインを使用して、コンテナーが作成、変更、または削除された時刻を特定し、復元時刻を確認します。 Azure portal、PowerShell、または CLI を通じて、選択した復元対象のタイムスタンプで別のアカウントにポイントインタイムの復元を行うことができます。