Azure に DSC と Linux の自動化を実装する

完了

DSC for Linux を使用すると、Windows システムで使用されるのと同じ Desired State Configuration アプローチを使用して Linux システムを管理できます。 これにより、ハイブリッド環境全体で一貫した構成管理が保証されます。

具体的かつ最新の詳細については、「Linux用 Desired State Configuration (DSC) の概要」を参照してください。

サポートされている Linux オペレーティング システム

現在、次の Linux オペレーティング システムのバージョンは、PowerShell DSCAzure Automation State Configuration の両方でサポートされています。

  • CentOS: 6、7、8 (x64)。
  • Debian GNU/Linux: 8、9、10 (x64)。
  • Oracle Linux: 6 および 7 (x64)。
  • Red Hat Enterprise Linux Server: 6、7、8 (x64)。
  • SUSE Linux Enterprise Server: 12 および 15 (x64)。
  • Ubuntu Server: 14.04 LTS、16.04 LTS、18.04 LTS、および 20.04 LTS (x64)。

Dsc for Linux リソース

DSC for Linux には、Linux システムを管理するための組み込みのリソースが含まれています。

  • nxFile: ファイルとディレクトリを管理します。
  • nxScript: スクリプトを実行してリソースを構成します。
  • nxUser: ユーザー アカウントを管理します。
  • nxGroup: ユーザー グループを管理します。
  • nxService: systemd、upstart、または System V を使用してサービスを管理します。
  • nxPackage: apt、yum、または zypper を使用してパッケージを管理します。

Azure での DSC for Linux の実装

AzureDSC for Linux を実装するには、Azure Automation State Configuration を使用して次のことができます。

  • PowerShell を使用して Linux システム用の DSC 構成を作成します。
  • Azure Automation で構成をアップロードしてコンパイルします。
  • Linux VM をAzure Automation State Configuration にオンボードします。
  • 組み込みのプル サーバーを介して Linux ノードに構成を適用します。

このアプローチでは、1 つのプラットフォームから WindowsLinux の両方のシステムを一元的に管理および監視できます。