イントロダクション
バグの検出と特定が速いほど、コードの安定化とリリースが速くなります。 Visual Studio Code では、拡張機能を使用した C# やその他のほとんどのソフトウェア開発言語のコード デバッグがサポートされています。 Visual Studio Code のデバッグ ツールの使用を学習すると、コードが動作しなくなった理由を疑問に思う時間が減り、優れたアプリケーションの開発に時間が費やされます。
Visual Studio Code を使用して C# コンソール アプリケーションを開発しているとします。 アプリケーションの主な目的は、ビジネス ルールに基づいて顧客データを処理することです。 小さなサンプル データ セットを使用してアプリケーションを開発し、エラーなしで実行します。 ただし、より大きなデータ セットを使用してコードを実行すると、予期しない結果が生成されます。 コードを何度か読みましたが、ロジックでエラーを見つけることは困難です。 Visual Studio Code には優れたデバッガー ツールがあると聞いたことがありますが、それらを使用する必要はありません。 コードを読むのに時間を無駄にすることはできません。 デバッガー ツールを学習することが、時間通りのプロジェクトを完了する最適な機会であると判断します。
このモジュールでは、ブレークポイントやその他のデバッグ ツール (RUN AND DEBUG ビューのリソースなど) を使用して、Visual Studio Code で C# プログラムを効果的にデバッグする方法について説明します。
このモジュールを終了すると、C# 用の Visual Studio Code デバッガー ツールを構成して使用できるようになります。
学習目標
このモジュールでは、次の操作を行います。
- C# プログラムの Visual Studio Code デバッガーを構成します。
- ブレークポイントを作成し、コードをステップ実行して問題を分離します。
- 任意の実行ステップでプログラムの状態を調べる。
- 呼び出し履歴を使用して、例外のソースを見つけます。
最終的には、デバッガー ツールを使用してコードバグを効率的に分離することができ、 Console.WriteLine に依存する必要がなくなります。
[前提条件]
- C# アプリケーション開発用に構成された Visual Studio Code のインストール。
- イテレーション ステートメント、選択ステートメント、カスタム メソッドを使って、ビジネス ロジックを実装する C# コンソール アプリケーションを開発できること。
- コード デバッガーとデバッグ プロセスの基本的な理解。