Windows PowerShell スクリプトで Import-Clixml コマンドレットを使用する

完了

XML は、CSV ファイルよりも複雑なデータ ストレージ形式です。 Windows PowerShell に XML を使用する主な利点は、複数レベルのデータを保持できることです。 CSV ファイルでは、列がオブジェクト プロパティである情報のテーブルを扱います。 CSV ファイルでは、複数値属性を処理するのは困難ですが、XML では複数値の属性や、プロパティとして他のオブジェクトを持つオブジェクトを簡単に表すことができます。

Import-Clixml を使用して XML ファイルからデータを取得すると、オブジェクトの配列が作成されます。 XML は複雑になる場合があるため、XML ファイルの内容を直接見ても、オブジェクト プロパティを簡単に理解できない場合があります。 Get-Member を使用して、インポートするデータのプロパティを識別できます。

Import-Clixml コマンドレットには、次の構文が使用されています。

$users = Import-Clixml C:\Scripts\Users.xml

-First パラメーターと -Skip パラメーターを使用して、Import-Clixml によって取得されるデータを制限できます。 -First パラメーターは、XML ファイルの先頭から指定された数のオブジェクトのみを取得するように指定します。 -Skip パラメーターは、XML ファイルの先頭から指定された数のオブジェクトを無視し、残りのすべてのオブジェクトを取得するように指定します。