Windows PowerShell スクリプトで ConvertFrom-Json コマンドレットを使用する
JavaScript Object Notation (JSON) は、データからなる層を複数表せる、XML に似た軽量のデータ形式です。 JSON は、構文が単純なことから、XML に似ているとされる軽量のデータ交換形式です。
Windows PowerShell には、JSON データをファイルから直接インポートまたはエクスポートするコマンドレットは含まれていません。 代わりに、JSON データをファイルに格納している場合、Get-Content コマンドレットを利用してデータを取得した後、ConvertFrom-Json コマンドレットを利用してデータを変換できます。
ConvertFrom-Json コマンドレットでは次の構文を使用します。
$users = Get-Content C:\Scripts\Users.json | ConvertFrom-Json
Invoke-RestMethod
Web サービスを照会する場合、データは JSON 形式を使用して提供されるのが一般的です。 Invoke-RestMethod を使用して、Web サービスから直接データを照会できます。 Invoke-RestMethod では、指定した URL に要求を送信し、応答からデータを取得します。 JSON 形式で取得したデータは自動的にオブジェクトに変換されます。 ConvertFrom-Json を使用する必要はありません。
Invoke-RestMethod コマンドレットでは次の構文を使用します。
$users = Invoke-RestMethod "https://hr.adatum.com/api/staff"
注
Web サービスからデータを取得するために使用する URL は標準化されていません。 Web サービスのドキュメントを確認して、データ取得の正しい URL を特定する必要があります。
注
Invoke-RestMethod では、XML、RSS フィード、Atom フィードを操作することもできます。