ソリューションの階層化

完了

ソリューションの階層化は、コンポーネント レベルで実装されます。 次のビデオでは、2 つの異なるレイヤーである管理ソリューションと管理されていないソリューションの概要を示します。 これらのソリューションは、Microsoft Dataverse 環境内の異なるレイヤーに存在します。

マネージド レイヤー

Dataverse では、マネージド レイヤーには次の特性があります。

  • システム レイヤーは、マネージド レイヤー レベルの最下層にあります。 システム レイヤーには、プラットフォームの動作に必要なエンティティとコンポーネントが含まれています。

  • インポートされたすべての管理ソリューション、およびシステム ソリューションは、マネージド レベルに存在します。

  • 複数の管理ソリューションがインストールされている場合、最後にインストールされたソリューションは、前にインストールされた管理ソリューションの上に存在します。 基本的に、インストールされる 2 番目のソリューションは、前にインストールされたソリューションをカスタマイズすることができます。

  • 2 つの管理ソリューションに競合する定義がある場合、ランタイム動作では "最後にインストールされたものが適用" されるか、結合ロジックが実装されます。

  • 管理ソリューションをアンインストールすると、その下の管理ソリューションが有効になります。

  • すべての管理ソリューションをアンインストールすると、システム ソリューション内で定義されている既定の動作が適用されます。 

アンマネージド レイヤー

インポートされたすべての管理されていないソリューション、およびアドホックなカスタマイズは、アンマネージド レイヤーに存在します。 すべての管理されていないソリューションは、1 つのアンマネージド レイヤーを共有します。

サイト マップやフォームなど、結合動作を持つ特定のコンポーネントを利用できます。 "最後にインストールされたものが適用" されるのではなく、各レイヤーが結合されてランタイム動作が生成されます。

詳細については、ソリューションの階層を参照してください。