はじめに

完了

IaC とも呼ばれることがある、コードとしてのインフラストラクチャとは、インフラストラクチャ リソースを、ソフトウェアをデプロイするのと同様の方法でプロビジョニングする手法です。 これらのリソースには、仮想マシン、仮想ネットワーク、Web アプリケーションが含まれます。 コードとしてのインフラストラクチャは、デプロイの自動化、デプロイの信頼性の向上、効率性および反復可能性の向上に役立ちます。

シナリオ例

たとえば、グローバル市場で大きく成長している、玩具会社の Azure インフラストラクチャ管理者として働いているとします。 あなたは会社の成長に合わせて、インフラストラクチャを次のようにスケーリングする必要があります。

  • 社内チームおよび顧客向けアプリケーションの新規デプロイ。
  • 世界中の顧客とパートナーをサポートする複数リージョンのデプロイ。
  • 一貫性を確保するための複数環境のデプロイ。

あなたは、コードとしてのインフラストラクチャが、会社でのリソース プロビジョニングに対するアプローチとして有益かどうかを評価するよう求められました。 また、Azure インフラストラクチャをデプロイするときに使用するテクノロジを決める必要もあります。

学習内容

このモジュールでは、コードとしてのインフラストラクチャの概念とその利点について学習します。 コードとしてのインフラストラクチャ言語として Bicep が何を目的としているか、また、それがどのように動作するかを理解できます。 答えが見つかる質問は以下のとおりです。

  • Infrastructure as Code とは
  • コードとしてのインフラストラクチャが、リソースのプロビジョニングにどのように役立つか
  • Bicep の機能としくみとは
  • 他のツール オプションではなく Bicep を使用する必要があるのは、どのようなときか

主な目標

このモジュールを完了すると、コードとしてのインフラストラクチャが組織に適したアプローチ/ツールかどうかを判断できるようになります。

前提条件

次のことを理解している必要があります。

  • クラウド コンピューティングの基本的な概念と用語。
  • さまざまな種類のクラウド リソース。