コンピューター科学の基本 (任意)
学んで試す
モジュールの序盤で、コンピュータ科学のスキルと、21 世紀の学習者の将来におけるその重要性について触れました。教育版マインクラフト には、生徒とその将来のニーズを支援するコンピューター科学の入門コースが用意されています。コースは 8 ～ 10 才および 11 ～ 16 才の生徒向けにウェブサイトから利用でき、定期的に更新されています。
コースでは、コンピューター科学とプログラミングの主要概念、およびコンピュテーショナル シンキング スキルを生徒に説明しています。コースは人気の 教育版マインクラフト を素材に、ブロックと JavaScript でプログラミングを行う Microsoft MakeCode を導入しています。コンピューター科学を教えた経験のない教育者の方も、担当教科にかかわらず、ぜひこれらのコースをカリキュラムに組み込んでください。
ここで少しコースについてご紹介します。
マインクラフト によるコンピューティング: 8 ～ 10 才
このコースは、構造化された直線的なアプローチでさまざまなコンピューター プログラミング スキルを組み合わせた 5 つのユニットからなっており、マインクラフト のワールドに道路網、建物、公園、動物園、風力発電所を備えた街を作ります。これらすべてをコードを使用して行います。ほとんどのユニットには 3 つのレッスンがあり、手順に沿ったコーディング アクティビティや、ハンズオンのコーディング体験、学んだことを評価する知識チェッククイズがあります。また、生徒が学んだことを応用するオプションのアクティビティもあります。
半学年の長期コースで、10 のユニットからなり、それぞれ特定のコンピューター科学の概念とプログラミング スキルを取り上げます。各ユニットには 1 ～ 4 つのレッスンがあり、概念を説明する座学、ハンズオンのコーディングを体験するための手順付きまたは「バードハウス」アクティビティ、新しいスキルをクリエイティブな方法で適用するための自分で考える独立プロジェクト、知識やスキルの向上をテストする評価が組み合わされています。
考える
コンピューター科学のコースを詳しく学んだあとは、次のことを考えてみましょう。
- クラスやコンテンツと、教育版マインクラフト でのコンピューター科学を、どのように結び付けたらいいでしょうか?
- コンピューター科学スキルをクラスやコンテンツに浸透させる方法をどのように思い描いていますか?