財務と運用アプリでの検索
検索メカニズムは、ナビゲーション ウィンドウやダッシュボードに表示されるページやワークスペースを探して移動するのに使用します。 検索キーワードは、ナビゲーション要素のキャプションに加えて、対応するパスにも一致します。
たとえば、キーワードで検索すると、それらのキーワードに一致するナビゲーション要素の一覧が返されます。
検索には次の 2 とおりの方法があります。
- キーワード - 検索機能では、特定のページを検索するためのキーワードを入力できます。 一覧の結果には、完全一致と部分一致のほかに、該当ページへの手動ナビゲーション パスが表示されます。
- フォーム名 - 技術ユーザーがシステムの特定のフォーム名を検索する場合は、「フォーム:」に続けて実際のフォーム名、たとえば「vendInvoice」と入力して検索すると、システムでこのフォームを使用している具体的なページを検索できます。 リストには、指定したフォームを使用しているページが表示されます。
検索する場合は、次の 2 点を考慮することが重要です。
- 検索機能を使用して検索する対象はシステム内のページであって、特定のデータやアクションではありません。
- 結果には、ナビゲーション パスの部分的なヒットも含まれます。 たとえば、「売掛金」を検索した場合、"売掛金" は多くのページのナビゲーション パスに含まれていることから、「すべての発注書」の場合よりもヒットが多くなります。
検索機能を使用するには、検索アイコンを選択して検索ボックスを表示します。 表示されたら、ボックスに 1 つ以上の語句を入力できます。 財務と運用アプリでは、入力された語句に一致する関連ページがアプリケーションですぐに検索されます。
たとえば、「l e」と入力すると、その入力と一致する結果が表示されます。 この場合は、"l" で始まり "e" が続くすべてのページが表示されます。
下のスクリーンショットは、"project" という単語を使用した検索の結果を示しています。
検索結果の一覧には、ページのタイトルとナビゲーション パスが表示されます。 これはアプリケーションにおけるページの場所を示しています。 また、検索結果に類似ページが複数ある場合の区別にも役立ちます。
ページにすばやくナビゲートする
ナビゲーション検索機能は、ページへすばやく移動するための優れた方法でもあります。
たとえば、支払仕訳帳 ページを頻繁に使用する買掛金担当者であれば、検索 ボックスに「支払仕訳帳」と入力します。 入力がページ タイトルと完全に一致したページは、検索結果の一番上に表示されるので、そのページにすばやくナビゲートできます。
管理とセキュリティ
管理とセキュリティに鑑み、ナビゲーション検索機能では次の 2 種類の結果のみ表示されます。
- 現在のコンフィギュレーションで有効なページ (コンフィギュレーション キー経由)。
- ユーザーが、ユーザーのロールに基づいてアクセスできるページ。
検索結果の一覧は 10 項目に制限されます。 結果で検索したものが見つからなかった場合は、絞り込みや別な入力を試してください。
開発者にとっての検索のメリット
ナビゲーション検索機能には、正確なフォーム名に基づいてページにすばやく移動するという、パワー ユーザーや開発者向けの機能も用意されています。
財務と運用アプリに精通したユーザーの多くが、作業するフォーム名を正確に把握しています。
そのようなユーザーは、「フォーム:」に続けて探しているフォーム名を入力して検索できます。 たとえば、"vendInvoice" フォームを探している場合、「form: vendinvoice」と入力すると、フォーム名が "vendInvoice" で始まるすべてのページが検索結果に表示されます。
アクション検索
財務と運用アプリのページでは、アクション ウィンドウではページの上部に表示される標準アクション ウィンドウでも、ページのさまざまなセクションに表示されるツールバーでも、主にコマンドが表示されます。
アクション検索機能を使用すると、表示されているアクション ペインでボタンをすばやく検索して実行できます。 アクション検索は、ページでアクションを探して実行するのに便利です。
アクション検索機能を使用するには、次の手順に従います。
- アクション ページで、アクション検索 フィールドを選択します。 (アクション検索 フィールドには虫眼鏡アイコンが示されています)。
- 実行するボタンの名前を一部または全部入力します。 ボタンの「パス」にある語句を使用した検索もできます。通常、2 から 4 文字を入力すると、ボタンが結果一覧の先頭近くに表示されます。
- (マウスまたはキーボードを使用して) 結果リストでボタンを探して実行します。
ボタンを実行すると、フォーカスがページの最後の位置に戻って、作業を続行できるようになります。 アクション検索は、Ctrl + ' キーまたは Alt + Q キーを押して開始することもできます。 ページの最後の位置にフォーカスを戻すには、キーボード ショートカットをもう一度押します。