はじめに
このモジュールでは、ASP.NET Core Identity を使用して、ASP.NET Core Razor Pages Web アプリでの認証と認可をサポートする方法を調べます。
Note
このモジュールでは、.NET CLI (コマンド ライン インターフェイス) と、Visual Studio Code または GitHub Codespaces を使用します。 このモジュールを完了すると、Visual Studio (Windows)、Visual Studio for Mac (macOS)、または Visual Studio Code (Windows、Linux、macOS) を使った継続的開発などの開発環境を使用して、その概念を適用できます。
このモジュールでは、次のことを行います。
- 既存の ASP.NET Core Web アプリで ID サポートを構成します。
- 新しいユーザー登録機能を提供します。
- ID の UI コンポーネントを拡張します。
- 多要素サインイン機能をカスタマイズします。
- 要求を使用してポリシーベースの承認を実装します。
- 基になる Identity データ ストアをカスタマイズおよび拡張します。
前提条件
- 初心者レベルでの C# の記述経験
- 開発者としてのリレーショナル データベースと SQL の使用経験
- Entity Framework (EF) コア移行に関する知識
- 初心者レベルでの Razor の記述経験
- Microsoft Authenticator (Google Play ストアまたは Apple の App Store で入手可能) など、時間ベースのワンタイム パスワード (TOTP) 認証アプリに関する知識
必要なツール
このモジュールは、GitHub Codespaces で完了することをお勧めします。 ツールは必要ありませんが、無料の GitHub アカウントが必要です。
ローカル開発環境を使用したい場合は、次のツールをインストールして、GitHub Codespaces と同じ開発コンテナーを使用します。
- Visual Studio Code と Remote - Containers 拡張機能。
- Docker Desktop、Rancher Desktop、または同様のもの
最後に、コンテナー化を使用しない場合は、次のツールをインストールする必要があります。
作業の開始
次のユニットでは、ASP.NET Core Identity アーキテクチャについて学習します。