フローのバージョンを管理する

完了

複雑なクラウド フローを操作している場合、フローの編集を完了できなかったため、そのまま保存することがあります。 既存のフローを変更する必要があるものの、実行中のフローのライブ バージョンに干渉しないことが求められる状況もあります。 ソリューション対応クラウド フローのドラフト バージョンを保存することで、これらの課題に対処できます。

ソリューション デザイナーには、フロー バージョンの管理に使用できる 3 つのアクションがあります。

  • フロー履歴 (1) - フローの各種バージョンを確認します。

  • ドラフトの保存 (2) - 現在のフローのコピーを公開せずに保持します。

  • 公開 (3) - フローの現在のコピーをライブ フローとしてリリースします。

フローのドラフト バージョンをリリースする準備ができたら、公開できます。 公開プロセスでは、フローの新しいライブ バージョンが作成され、システムによってバージョン履歴に追加されます。 さらに、古いバージョンのソリューション対応クラウド フローを選択すると、バージョン履歴から復元機能を使用して、その古いバージョンのフローを復元することもできます。

ソリューション デザイナーでは、最新バージョンから古いバージョンまで、日付ごとにバージョンをグループ化したバージョン履歴を表示できます。 各バージョンは、そのステータスに基づいてタグ付けされます。

  • 最新バージョン - 既定でエディターに表示される現在のバージョン。
  • 公開済み - 他のユーザーが利用できる現在のバージョン。フローのライブ バージョンと見なされます。
  • 過去の公開日 - 以前に公開されたバージョン。

タグを持たない他のバージョンは、ドラフトとして保存されるフロー バージョンを表します。

ソリューションをエクスポートすると、最後に公開されたバージョンがシステムに含められます。 ドラフト バージョンは、元のバージョン環境のソリューションに残ります。 ソリューションのエクスポート時にすべての変更を公開することを選択した場合、クラウド フローのドラフト バージョンがライブ バージョンとして公開されます。

次の手順

ここでは、フローのバージョンを管理する方法について学習しました。 次に、学習した知識を適用して、ソリューション対応クラウド フローを作成し、テストします。