導入

完了

このモジュールでは、Microsoft Power Automate のプロセス マイニング機能を使用してプロセスを分析するための準備を行います。 最初に、画面左のナビゲーションからプロセス マイニング オプションを選択して、Power Automate ポータルに移動します。 ランディング ページで新しいプロセスを作成します。空白のプロセスを作成するほかに、サンプル データを使用する方法や、テンプレートを使用する方法があります。

プロセス マイニング ツールの使用をすばやく体験するには、サンプル データを使います。 サンプル データ テンプレートは、財務プロセスとサプライ チェーン プロセスの 2 つから選択できます。 どちらを選択した場合でも、システムによってサンプル データが環境に取り込まれ、 データの分析を始めることができます。

テンプレートから開始する

テンプレートを使用すると、自分のデータですばやく分析を開始できます。 自分のデータを簡単に取り込んでプロセス マイニングを行った後、いくつか項目を選択するだけで分析情報を入手できます。 Power Automate ポータルのさまざまなテンプレートについて、内容を確認みましょう。 たとえば、Microsoft Power Platform テンプレートを使用すると、事前にデータを識別して操作することなく、プロセスを分析できます。 テンプレートを使用することで、イベント ログ データをすばやくインジェストできるだけでなく、自動化できる要素を特定したり、パフォーマンスやコンプライアンスの問題の解決に役立てたりすることもできます。

空白から開始する

空白から開始 オプションを使用すると、Microsoft Power Platform データフローまたは Microsoft Azure Data Lake Storage を使用して、イベント ログ データを非常に柔軟に取り込むことができます。

この データフロー オプションを使用してデータベースにダイレクトに接続することで、データ ソースの最新のデータを取り込んでプロセス レポートを継続的に更新することができます。 Power Query がサポートする広範なコネクタをプロセス マイニング機能に使用してデータ ソースに接続し、データをインポートできます。

Azure Data Lake の使用を選択すると、イベント ログを Azure Data Lake Storage Gen2 に直接保存したり、読み取ったりできるため、 ストレージ アカウントにダイレクトに接続してデータの抽出、変換、読み込み (ETL) の管理を簡単に行うことができます。 Azure Data Lake からインジェストしたプロセスの完全な更新、または増分更新を定期的に行うことができます。

プロセス マイニング データの要件

プロセス マイニングでプロセスを分析するには、アプリケーションからログ データを取得する必要があります。 プロセス マイニングでイベント ログを分析する場合は、次のフィールドが必要です。

  • ケース ID (caseId) - プロセスのインスタンスを表します。多くの場合、プロセスが作用するオブジェクトを指定します。 入院患者のチェックインプロセスの場合は患者 ID、注文送信プロセスの場合は受注 ID、承認プロセスの場合は要求 ID になります。 この ID は、ログ内のすべての活動に存在する必要があります。

  • 活動名 (activityName) - 活動はプロセスのステップであり、活動名はステップの説明を表します。 典型的な例では、活動名は要求の送信承認済みの要求拒否された要求要求の修正などがあります。

  • 開始タイムスタンプ (startTimestamp) と終了タイムスタンプ (endTimestamp) - イベントや活動が発生した正確な時刻を示します。 イベント ログのタイムスタンプは 1 つだけであり、 システムでイベントや活動が発生した時刻を示します。 活動ログには、開始タイムスタンプと終了タイムスタンプの 2 つのタイムスタンプがあります。 これらは、各イベントや活動の開始と終了を示します。

これらのフィールドのほかに、ケース フィールドとイベント フィールドを追加して使用することをお勧めします。 これらの追加フィールドは、プロセスを分析する際に使用します。 また、イベント終了時の状態だけでなく、すべてのデータ ポイントをプロセスに含めることが重要です。