Dataverse を使い始める
標準化されたデータ構造を利用しながら、同じデータ モデルを共有する他のソリューションを併用できるソリューションの構築について学びませんか? 標準モデルがカスタム ソリューションをサポートするように拡張しませんか? このラーニング パスでは、Dataverse の概念と利点について説明します。 環境、エンティティ、フィールド、オプション セットの作成についても取り上げます。
このラーニング パスは、Microsoft Certified: Microsoft Power Platform App Maker Associate 認定資格 を受ける準備をする上で役に立ちます。
前提条件
このラーニング パスに含まれる機能や演習の多くは、環境内の管理者ロールのメンバーであることと、Power Apps の有効なライセンスを必要とします。 管理者ロールに追加されていない場合、または Power Apps ライセンスが割り当てられていない場合は、Power Appsコミュニティ プランにアクセスし、最初のモジュールの概要セクションで説明されている手順に従って、個人環境を設定する必要があります。 コミュニティ プランでは 1 つの環境 (開発環境) を使用して Dataverse のインスタンスを作成し、Power Apps ライセンスのすべての機能を利用することができます。
制限 - Power Appsコミュニティ プランでは、Power Apps と Dataverse の一部を利用できますが、運用環境のソリューションには使用できず、この環境で作成した Power Apps アプリを公開して共有することはできません。
このラーニング パス内のモジュール
環境とは、Dataverse データベースのインスタンス内に格納される組織の業務データを格納、管理、共有するためのスペースのことです。 組織のニーズに応じて、1 つまたは多数の環境を設定できます。 このモジュールでは、これらの環境と、Dataverse データベースのインスタンスでのその使用方法について考察します。
Dataverse では、ビジネス アプリケーションで使用するデータを安全に保存し、管理することができます。 Dataverse 内の標準テーブルとカスタム テーブルには、セキュアなクラウド ベースのデータ用ストレージ オプションが用意されています。
Dataverse のテーブルは、データベース内のテーブルに似ています。 Dataverse データベースのすべてのインスタンスには、ビジネス アプリケーションでよく使用されるデータ構造を提供するテーブルの基本セットが含まれています。
お使いのビジネス ソリューション向けに、新しいデータ列を作成したり、既存の標準化列を使用しませんか? このモジュールでは、Dataverse のテーブル内の列を管理する方法および新規作成する方法について説明します。
Power Apps 全体で使用できる標準化された選択肢のリストを作成しませんか? このモジュールでは、選択肢と呼ばれる標準化された選択肢のリストを Dataverse で新しく作成し、使用する方法について説明します。
Dataverse では、Microsoft Excel を使用してテーブルから他のテーブルへデータの読み込みやエクスポートができます。 また、テーブル内に格納されているデータをすばやく確認するためのビューを作成することもできます。