財務と運用アプリの実装

中級
機能コンサルタント
ソリューション アーキテクト
管理者
Dynamics 365
Finance
Supply Chain Management

財務と運用アプリの実装を成功させるための最も重要な要素とベスト プラクティスについて説明します。 プロジェクト方法論の計画と設計を行う最初のステップから、FastTrack サービスの利用、開発戦略、データ管理、そしてライブ移行後に運用を維持および監視するための最適な方法に至るまでを網羅します。

前提条件

  • 財務と運用アプリを使用した基本的な処理の技能
  • 顧客の実装プロセスについての知識

このラーニング パス内のモジュール

財務と運用にライフサイクルを実装することで、財務と運用の実装全体で財務と運用を効果的に使用するために推奨されるベスト プラクティス、関連するロール、および実装をサポートするツールを理解することができます。

財務と運用アプリを Microsoft Azure クラウドまたはオンプレミスにインストールして管理するには、Microsoft Dynamics Lifecycle Services を使用してプロセスを管理する必要があります。 まずは、全体的な機能とツールを確認することから始めましょう。

適切に計画を立てることで、財務と運用アプリの実装を成功に導くことができます。 顧客が財務と運用アプリのライセンス購入契約に署名した後は、アプリケーション ライフサイクルを管理し、予測可能かつ反復可能な高品質な実装へと移行することから機能コンサルタントとしての仕事が始まります。

コンフィギュレーション、カスタマイズ、および統合のいずれかによって顧客のすべての要求が処理された後、財務と運用アプリでユーザー受け入れテスト (UAT) を実行してソリューションを検証する方法を理解する必要があります。 ユーザー受け入れテストは、Go-live の準備における重要なステップです。 Regression Suite Automation Tool (RSAT) を使用すると、自動化されたテストを実行できます。

財務と運用アプリでは、データ管理ワークスペースを使用してデータをエクスポートまたはインポートできます。 ソース データのステージングによってデータを検証し、そのデータを財務と運用アプリ データベース内のターゲット テーブルに移動します。

データを移行する際は、把握している情報が多いほど作業の複雑さを管理してコストを削減するのが容易になります。 また、顧客のビジネス継続性は優先的に確保しなければなりません。 ここでは、データ管理フレームワークを使用して財務と運用アプリのデータ エンティティとデータ エンティティ パッケージを管理することにより、移行用のデータを準備する方法について学びます。

アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) とはコンピューター プログラムの管理であり、要件の管理、ソフトウェア アーキテクチャ、ソフトウェア開発、ソフトウェア メンテナンス、変更管理、継続的な統合、プロジェクト管理、およびリリース管理が含まれます。 財務と運用アプリのコードを計画、作成、テスト、および実装するための ALM について学びます。

財務と運用アプリは拡張機能を使用したカスタマイズができるため、Visual Studio を使用することにより、アプリケーション オブジェクト ツリー (AOT) 内のモデル要素とソース コードに機能を追加できます。

ビジネス イベントには、外部システムで財務と運用アプリから通知を受信できるメカニズムが備わっています。 この方法により、システムではビジネス イベントに応じてビジネス アクションを実行できます。

通常は、開発者が財務と運用アプリの実装中と実装後におけるデータ統合シナリオの一部を担います。 このモジュールでは、財務と運用アプリに利用できる Web アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) について紹介し、アプリケーションの同期統合と非同期統合の主な違いを理解するのに役立ちます。

統合は、財務と運用アプリを実装するうえで重要な要素です。 定期統合を実装することにより、財務と運用アプリと他のアプリケーションやサービスとの間でドキュメントやファイルをやり取りできるようになります。

ビジネス リーダーは、基礎となる財務データや運用データを正確に把握しているなら、会社で重要な決定を下すことができます。 データの可視性がなければ、ビジネス リーダーは、ほとんど不可能な作業を迫られることになります。 財務と運用アプリで分析とレポートを使用すれば、そうした重要な意思決定を行うために必要な分析情報を、セキュリティ権限に応じてすべてのビジネス ユーザーに提供できます。

Microsoft Power Platform のコンポーネント、顧客のビジネス バリュー、およびテクノロジと他の Microsoft 製品の連携方法について説明します。 

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Microsoft Power Apps の価値と機能、および市民開発者やプロフェッショナル開発者がこのテクノロジを使用してビジネス向けにシンプルなアプリケーションを構築する方法について学習します。

Power BI を使用し、対話型のビジュアル化と AI を活用した分析情報によってレポートとダッシュボードを簡単に構築する方法について説明します。 他の組織がこのソリューションを使用して、実用的な分析情報に基づいてどのように業務上の成果を上げたかを確認します。

Microsoft Power Automate でプロセスの自動化を構築できます。 Power Automate を使用すると、ビジネス プロセスを理解しているユーザーは、トリガーにより起動し、プロセスを実行できる繰り返し可能なフローを作成できます。

人々は、ソーシャル エンゲージメントやオンライン バンキングのほか、ホテル、飛行機、レンタカーなどの予約を行うため、毎日のようにモバイル アプリを利用しています。 Microsoft Power Platform および財務と運用アプリを使用すると、データに接続するモバイル エクスペリエンスを構築および展開でき、ユーザーがモバイル デバイスを使用して経費の入力などのタスクを実行できるようになります。

エンタープライズ リソース プランニング (ERP) の世界は絶えず進化しており、顧客の生産性のスケールアップ、運用の効率化を支援しています。 このように財務と運用は進化しているため、以前のバージョンの Microsoft Dynamics AX から財務と運用クラウド サービスにアップグレードすることが推奨されます。

パフォーマンス ツールと Lifecycle Services 環境監視ツールを使用して、財務と運用アプリでの検証およびテスト エクスペリエンスを強化する方法について学びます。

財務と運用アプリのセキュリティ アーキテクチャを理解すると、財務と運用アプリをビジネス要件に合わせてカスタマイズできます。 財務と運用アプリは機密データの安全性を保つのに役立ち、ユーザーは各自の役割に専念できます。

財務と運用アプリでは、システム内のコンポーネントへのアクセスを割り当てるためにロールベースのセキュリティが使用されます。 セキュリティ ロールに割り当てられているユーザーは、そのロールに関連付けられている一連の権限にアクセスできます。

実施してきたすべて作業の成果は、財務と運用アプリに実装されたソリューションを運用環境に移行することによって得られます。 Go-live と呼ばれるこの重要なフェーズでは、顧客の満足、高品質のソリューション、および安心感が得られます。 ここでは、Microsoft Dynamics Lifecycle Services を使って、財務と運用アプリ プロジェクトで Go-Live の準備をする方法について学びます。

機能は、各リリースで追加および更新されます。 機能管理エクスペリエンスには、各リリースで提供されてきた機能の一覧を表示できるワークスペースが用意されています。 このワークスペースを使用すると、機能のドキュメントを表示し、その機能を有効または無効にできます。