この記事では、適切な C++ ランタイム ライブラリを含むデスクトップ ブリッジ コンテナーを作成する方法について説明します。
元の製品バージョン: Windows 10 元の KB 番号: 3176696
まとめ
C++ ランタイム ライブラリに依存する Windows デスクトップ アプリケーションでは、アプリケーション パッケージの作成時に、デスクトップ ブリッジに対応するバージョンの C++ ランタイム フレームワーク パッケージを指定する必要があります。 これは、Visual Studio または Visual C++ ランタイム再頒布可能パッケージ (VCRedist) に含まれる C++ ランタイム ライブラリを再配布するのではなく、行う必要があります。 デスクトップ ブリッジ コンテナーで実行される Windows デスクトップ アプリケーションでは、Visual Studio または VCRedist に含まれる C++ ランタイム ライブラリを使用できません。 デスクトップ ブリッジ コンテナーで実行されていて、正しくないバージョンの C++ ランタイム ライブラリを使用するアプリケーションは、ファイル システムやレジストリなどのリソースにアクセスしようとすると失敗する可能性があります。 この記事では、適切な C++ ランタイム ライブラリを含むデスクトップ ブリッジ コンテナーを作成する方法について説明します。
デスクトップ フレームワーク パッケージをインストールして更新する方法
Microsoft では、アプリケーションが Windows ストアを介して配布されるデスクトップ アプリケーションから C++ ランタイムを参照できるようにする C++ ランタイム フレームワーク パッケージを提供しています。 これらのパッケージは、Windows ストアを通じて配布および更新され、C++ UWP フレームワーク パッケージと同様に処理されます。
開発の目的で、オプションの C++ (v143) ユニバーサル Windows ツール コンポーネントを含む ユニバーサル Windows プラットフォーム Development ワークロードを選択すると、デバッグとリテールの両方の appx パッケージの現在のバージョン (v14.0) が Visual Studio 2022 に含まれます。 パッケージは %ProgramFiles(x86)%\Microsoft SDKs\Windows Kits\10\ExtensionSDKs\Microsoft.VCLibs.Desktop\14.0 にあります。
Windows 開発者には、Windows で実行されるアプリケーションを作成するためのさまざまなオプションがあります。 このモジュールでは、Windows 開発に使用できる Windows UI フレームワークを紹介します。 また、アプリケーションに最適なフレームワークを選ぶ方法に関するガイダンスも提供します。