この記事では、Android 13 の Microsoft Edge が、Microsoft Intune のアプリごとの VPN プロファイルで構成されたプロキシ自動構成 (PAC) 設定を無視する問題の回避策について説明します。
現象
以下のシナリオについて考えてみます。
- Microsoft Intune では、管理者は Android デバイス用のアプリごとの VPN プロファイルを作成します。
- VPN プロファイルでは、プロキシ設定を使用するように Microsoft Edge 用に PAC 設定が構成されています。
- VPN 接続が確立されると、ユーザーは Android 13 のデバイスで Microsoft Edge を開きます。
このシナリオでは、PAC 設定は Microsoft Edge によって無視されます。
回避策
この問題を回避するには、以下のいずれかの方法を使用します。
Microsoft Edge の実行中は、VPN を切断して再接続します。
Note
VPN に Always-on VPN Enable に設定されている場合、ユーザーは VPN を切断して再接続できません。 この場合、ユーザーはデバイスのネットワークをリセットすることで、VPN 再接続を強制できます。 デバイスのネットワークをリセットするには、機内モードを無効にして有効にするか、Settingsでネットワーク設定をリセットします。
Android 13 のアップグレードを延期します。